クールキャット、樫の舞台へ堂々前進!

 

クールキャット、フローラS快勝で悲願の重賞初制覇!

 

今年のオークスを占ううえで重要な一戦となるトライアルレース、第56回フローラSが25日、東京競馬場で行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の5番人気馬クールキャットが、最後の直線力強く抜け出して優勝。樫取りに堂々名乗りを挙げた。

 

桜の女王は白毛馬ソダシが制し、2着に入ったライバルのサトノレイナスはダービー参戦に舵を取る事が表明された牝馬クラシック戦線。その2冠目への最終切符を目指して、17頭の乙女たちが名乗りを挙げた本レース。中には無敗馬や2歳GⅠ3着馬なども出走して来たが、ここに重賞馬は1頭もおらず、どれが勝ってもおかしくない混戦模様なっていた。

 

そんな中レーススタート。ゲートが開いて大外からアンフィドールが飛び出していく中、人気どころはこぞって中団で脚を溜める作戦に。ところがその人気勢がお互いに牽制しあう形になってしまい、逃げ馬に絡んでいく馬もいなかった為、最初の1000mは60秒2と開幕週にしてはスローな流れになってしまった。こうなると最後の末脚に賭けていた馬たちにとっては厳しい流れ。何せ先行勢にこぞって33秒台の脚で纏められては、後方勢に出番はない。現に昨年の2歳GⅠ3着馬ユーバーレーベンも最後の直線33秒2とメンバー最速の上がりを見せたものの、3着に食い込むのがやっとだった。

 

その一方で、全ての条件を味方にする事ができたのが、5番人気馬のクールキャット。昨秋にデビュー戦を制して以降、重賞ばかりに参戦して来た為、なかなか結果を出す事が出来なかったが、今回はオークス参戦へ起死回生の一戦という事で、陣営もかなり力が入っているようだった。それは鞍上にオークスの騎乗馬が決まっているC.ルメール騎手に騎乗依頼を掛けたところを見ても推察できる。ただこれがまんまとハマった。スタートして逃げ馬から少し離れた2番手集団にいた彼は、勝負所からゆっくりとポジションを外から押し上げていくと、直線入る頃には難なく先頭集団に。そこから力強く抜け出すと、最後まで追いすがるスライリーを最後は1馬身突き放して優勝。悲願の重賞初制覇を成し遂げる共に、樫取りへ大きな一歩を踏み出した。

 

勝ったクールキャットは父スクリーンヒーロー、母メジロトンキニーズという血統。この一戦により、彼女と当レース14番人気のスライリーがオークスの優先出走権を手に入れたが、この2頭の決着により馬連配当は41500円。これは本レースが現行名に替わった2001年以降、史上3番目の高配当決着となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました