福永祐一騎手、八大競走制覇を引き寄せる重賞通算150勝目!

 

27年振りの阪神春盾はワールドプレミア!

 

春の古馬最強決定戦、第163回天皇賞(春)が2日、阪神競馬場で行なわれ、福永祐一騎手騎乗の3番人気馬ワールドプレミアが最後の直線、メンバー最速の脚を見せて先に抜け出していたディープボンドをゴール前抜け出して優勝。一昨年の菊花賞に続く待望のGⅠ2勝目を挙げた。

 

京都競馬場の大規模改修により、実に27年振りに阪神競馬場で開催される事となった今年の本レース。ただ昨年のJRA賞受賞馬が完全不在であった事もあり、今年のメンバーは実力伯仲の混戦模様となっていた。そんな中1番人気に推されたのは前哨戦の阪神大賞典で5馬身快勝を達成したディープボンド。ただ阪神芝3200mという極めて特殊なこのコースを走った事のある馬はメンバー中2頭しかおらず、本当にどの馬が勝っても不思議のない状況であった。

 

そしてレーススタート。向こう正面に設置されたゲートからまず飛び出していったのが、メンバー中唯一の本コース勝利経験馬ディアスティマ。追いすがるジャコマルを振り切って後続に1馬身のアドバンテージを保って引っ張る形でレースを進めた。一方人気勢はこぞって中団から前目の位置でそれぞれを見ながらの競馬。そういう事もあってか、最初の1000mは59秒8とやや早い流れ。ただここから2週目に入る頃にはペースも落ち着き、次の1000mは61秒5とだいぶ落ち着く形となった。

 

こうなると各馬共に息が入り、持ち前の能力の差がそのまま結果に繋がるのが常套だが、今回もその例に漏れない。逃げたディアスティマの粘りを見せたが、最後の直線でまず彼を捕まえたのが2番手でレースを進めていた現在現役最強の重賞未勝利馬としての呼び声が高いカレンブーケドール。悲願の重賞初制覇に向けて1度は先頭に立つ。ただその後すぐに追い込んで来たのが、やはりの1番人気馬ディープボンド。彼女のすぐ後ろでレースを進めていた彼は彼女が先団に取り付くのを見るや一気にギアを上げ、彼女を抑えてスッと先頭に立った。あとは突き放すだけと思った矢先、その更なる外から飛び込んできた馬がいた。それこそが一昨年の菊花宵馬、ワールドプレミアである。

 

スタート直後中団よりやや前目にいた彼は、2週目に入る事からゆっくりとポジションを押し上げていき、最後の直線に入る頃には前から5番手の位置。そこから先団の攻防を見ながら、ギアを上げ、気づけば3F36秒7というメンバー最速の末脚で、ゴール前、先を走る全ての馬を交わして、堂々春盾奪取に繋がるゴール板を先頭で駆け抜けた。

 

勝ったワールドプレミア父ディープインパクト、母マンデラという血統。鞍上の福永祐一は、この1勝で重賞通算150勝目をマークすると共に、史上4人目の8大競走制覇に大手を掛け、また父洋一氏と共に市場2組目の親子による天皇賞春秋制覇を成し遂げる結果となった。

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