ノーザンファーム、初の直線重賞制覇

今年の千直王者は3歳牝馬オールアットワンス

 

サマースプリントシリーズ第3戦となる新潟の名物重賞、第21回アイビスサマーダッシュが25日行われ、石川裕紀人騎手騎乗の3歳牝馬オールアットワンスがゴール前、追いすがるライオンボスを3/4馬身振り切って優勝。見事1番人気に応える形で重賞初制覇を成し遂げた。

 

スタートが命となる千直レースだが、本重賞もその例にもれず、2016年からスタートハナを獲った馬が必ず連対を果たしている。そんな中ゲートが開いて、注目のハナを獲ったのが、一昨年の同重賞1着、昨年の同重賞2着と2年連続連対中の千直巧者ライオンボス。前走初めて千直レースで馬券圏内を外した雪辱を晴らすべく、陣営もかなりの気合を入れてここに臨んできており、まさにそれを具現化するような逃げとなった。一方千直レースの常識を打ち破る作戦を獲ったのが最内枠に入ったバカラクイーン。通常馬場の外ラチの取り合いとなるレースになるのに反して、バカラクイーンはただ1頭、内ラチに向かって走るという掟破りのレース振り。開幕週の新潟だからこそ打てた妙策であった。その策が見事功を奏し、最後まで逃げるライオンボスに食らいつく形で3着を堅守した。

 

そしてそんな前述の2頭を見事抑えて勝利を収めたのが、3歳牝馬のオールアットワンス。スタート直後前をカットされた事も気に留めず、落ち着いた形でスッと先行し、余裕を持って前を追走すると、1F手前では他馬を圧倒する脚で前を交わし、最後は粘るライオンボスを3/4馬身抑えて堂々ゴール板を駆け抜けた。

 

勝ったオールアットワンスは父マクフィ、母シュプリームギフトという血統。3歳牝馬が本重賞を制したのは2006年のサチノスイーティ以来15年ぶり。またノーザンファーム生産馬が本重賞を制するのは、意外なことにレース創設以来初めての事となった。

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