C.ルメール騎手、全場重賞制覇まであと1つ!

 

テルツェット、クイーンS制覇!

 

北の大地で行なわれる毎年恒例の夏女決定戦、第69回クイーンSが1日行われ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気馬テルツェットが、後方一気の脚で見事な差し切り勝ち。鮮やかに重賞2勝目を成し遂げた。

 

ゲートが開いて内から飛び出したローザノワールが隊列を引っ張っていく展開。その意後ろに人気の一角ドナアトラエンテが続き、1番人気に推された前走GⅠ3着馬マジックキャッスルは馬群のちょうど中団あたり。一方のテルツェットはポジションを馬群の後ろにとり、直線に賭ける作戦。前が大きくやり合った訳ではないので、前半1000mの通過タイムは59秒9と、それほど速い流れになったようには見えなかったが、洋芝にくわえ、直前に降った雨を考えると先行勢にはやや厳しい流れになったのかもしれない。逃げ馬をはじめ、先行したドナアトラエンテやシャムロックヒルは直線半ばでピタリと脚が止まり失速。残り200mで順位ががらりと変わる形になった。

 

そんな中でも底力を発揮したのがマジックキャッスル。道中中団の前目でレースを進めていた彼女は4角手前から進出を開始すると、直線に入って早々に先団を捉える。そのままいつもの脚で先頭を奪い、そのまま押し切る流れに持ち込むかという雰囲気を醸し出したのはさすがGⅠ3着馬の迫力だったのだろうが、初の洋芝が僅かに影響したか、いつものような粘りが利かずに2着惜敗という形になった。

 

一方、仔の馬場と流れを見事に我が物としたのがm4歳馬デルツェット。後方待機から直前手前では最後方まで下げた彼女だったが、僅か262mしかない残りの直線だけで前を走る全ての馬を交わし、最後は抜け出しに掛かっていた1番人気馬をもクビ差抑えて、見事先頭でゴール板を駆け抜けた。

 

 

勝ったテルツェットは父ディープインパクト、母ラッドルチェントという血統。馬は前走GⅠ惨敗の、管理調教師の和田正一郎師は先週わずかに重賞に届かなかった管理馬ライオンボスの、それぞれリベンジをこの場で見事晴らす結果となった。また鞍上のC.ルメール騎手は初の函館重賞制覇となり、全場重賞制覇まで残りは小倉ただ1場となった。

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