様々な「キズナ」が繋いだ「アカイイト」

 

アカイイト、大波乱のエリザベス女王杯を演出!

 

秋の女王決定戦、第46回エリザベス女王杯が14日阪神競馬場で行なわれ、幸英明騎手騎乗のアカイイトが10番人気という低評価を覆して見事優勝。2着に7番人気のステラリア、3着に9番人気のクラヴェルが入り、レイパパレ、アカイトリノムスメ、ウインマリリンの人気馬上位3頭が総崩れとなった為、3連単配当は339万3960円という超高額配当決着となった。

 

ゲートが開いて、まず飛び出していったのはシャムロックヒル。そこに外からロザムールが追走する形でレースがスタート。人気のレイパパレ、アカイトリノムスメ、ウインマリリンはそれに続くポジションでレースを進めた。逃げ馬が2番手に突かれる形になった為か、前半1000mは59秒0とやや速いペース。ただこの中で人気3頭の静かなポジション争いがあったのか、2番手集団もこのペース、いやそれ以上のペースで流れる形になっていた。現に3番手にいたウインマリリンに、3コーナー手前でレイパパレは早々に追い付き、2頭併せてコーナーを回りながら、直線入り口では先頭に立っていた。この流れについていけずにウインマリリンは早々に失速。レイパパレをマークしていたアカイトリノムスメも最後の直線でいつもの伸びを欠き、馬群に沈んだ。そして早目先頭のレイパパレも最後脚色が鈍り、後続に交わされて結果6着という結果に終わった。

 

そんな中、この流れをうまく掴んだのが、8枠スタートの10番人気の伏兵アカイイト。レース前半は後方でレースを進めていたものの、3コーナーからマクる形で順位を押し上げていくと、直線に入ってもそのスピードにうまく乗って前に追いつき、遂には残り100mで堂々先頭に。そこからは後続を2馬身引き離して、見事先頭でゴール板を駆け抜けた。

 

勝ったアカイイトは父キズナ、母ウアジェトという血統。本馬を所有する岡浩二氏は、九州産馬初の重賞馬となったヨカヨカも保有していた人物だが、ヨカヨカが出走出来なかったGⅠの舞台への雪辱をアカイイトが堂々晴らす結果となった。またこのヨカヨカが重賞を勝った時に手綱を取っていた縁で、今回幸英明騎手が彼女に跨る事になったが、幸英明騎手にとっても、2003年、3冠を制したスティルインラヴで臨んだものの、当時のライバルだったアドマイヤグルーヴにハナ差2着に敗れた雪辱を、18年振りに晴らす結果となった。

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