今年も盛況!JRAブリーズアップセール

◆「今年で6年連続売却率100%」絶好調セールの裏側を探る

 

去る4月25日、今年も中山競馬場でJRAブリーズアップセールが行われ、6年連続の売却率100%を達成したという。売れ残りが出なかった事は、馬達にとって何よりだったが、売れ残りが6年連続で1頭もいないというのは凄い事である。これはやはり「JRA」という巨大団体が主催しているところが大きく、売る為のサービスも他のセリでは例を見ないものが見受けられる。例えばJRAは、購買された馬の、牧場までの輸送費を負担している。こんな事を行なっているセリは他になく、潤沢な財源を持っている団体ならでは出来るサービスだろう。

但し、各馬主が挙ってこのセリの上場馬を買うのは、それだけではない。ここで上場される馬達は1歳時にJRAが各セリから買った馬をJRAの下で馴致し、1人前の競走馬として仕上げられた馬ばかりなのである。つまり極端な話、明日レースに出走させようと思ったら、すぐにでも臨戦態勢可能な状態になっているのである。一方、馬を預かる調教師側からすれば、JRAのお墨付きで仕上がっている馬なら、すぐにでもレースに使いたい訳で、馬主にとっては預託先もすぐに決まるという利点もある。現実昨年売却された72頭のうち、現段階でデビューできていない馬は1頭のみ。馬主にとってこれほど心強いセリはないだろう。

今年、最高落札価格をつけたのはノヴェリストの初年度産駒で、ハンターズマークの2015。落札価格は昨年の最高額3672万円を上回る4212万円だったが、ハンターズマークといえばキングカメハメハのお姉さんで、お相手のノヴェリストは社台グループが満を持して日本に連れてきたドイツの至宝である。個人的にはこの値段でもかなりお買い得のような気がするが、ただこの馬、昨年のセレクトセールで1080万円で落札された馬だという事を考えると・・・、やるなぁ。

 

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  • 元トラックマンという経歴を活かした競馬コラムを展開する。元トラックマンだけが知る情報も詰め込まれた、競馬ブロス所属の人気コラム二スト。

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