【第68回】阪神ジュベナイルフィリーズ 世代に巻き起こるフランケル旋風ソウルスターリング無傷で頂点へ

記事:柳沢丈一 写真:田所ジョージ

今年の2歳戦線を特に沸かせているフランケル産駒。ソウルスターリングはその1頭!いい位置を取れ、仕掛けての反応も素早い!!

今年の2歳戦線を特に沸かせているフランケル産駒。ソウルスターリングはその1頭。いい位置を取れ、仕掛けての反応も素早い。特に前走はレースラップが11秒2だったゴール手前2ハロン目をほぼ馬なりで追い上げると、ラスト1ハロンで後続を突き放した。テンションの高さはあるが抑えが利く程度で、センス抜群。馬っぷりも良く、いかにも素質馬だ。ストライドが大きく、ゆったり運べる阪神外回りも合いそう。中間の気配もいい。

リスグラシューはフワフワして流れに乗れなかった初戦とは一変し、2戦目が好位からアッサリ抜けてレコード。前走のアルテミスSでは、最後の1ハロン足らずで3着に4馬身差をつけ、追いすがる2着馬をゴール前で突き放した。キャリアの浅い馬同士だけに、いろんな競馬ができるのは強み。瞬発力も素晴らしい。1週前は坂路でビシッと。状態は今回もいい。

レーヌミノルは前走で初めて土がついたが、相手は牡馬。距離も左回りも初めてという条件下で3着には3馬身。負けて尚強しと言えるだろう。今度は走り慣れた右回り。牝馬同士にもなる。スピードに長けた馬だけに、流れの緩い阪神外回りで距離も1ハロン延びると折り合いが鍵だが、前走くらい我慢が利けば力は出せそう。攻めも相変わらず動いている。

3戦3勝でGⅠを迎えるのはジューヌエコール。発馬でアオッた2戦目は後方からだったが、発馬に難はなく、スッと好位を取れて、追って鋭い脚も使える。着差は小さくてもいずれも完勝で、前走では距離もこなした。レースぶりに文句をつけるところがない。更にレース間隔は詰まるが、1週前にはコースで長目を追われて好気配。まだ上積みがありそうだ。

ヴィゼットジョリーは新潟2歳Sを勝って以来の休み明け。他馬が使われてきているだけに多少の割引は必要だが、1週前追い切りでは古馬に追走先着。力を出せる態勢にある。瞬発力はなくても速い脚を長く使えるのが特徴で、前走の上がり3ハロンを33秒2もその賜物。ヨーイドンの競馬になりがちな阪神外回りはいいとは言えないが、少し速めのペースになれば。

ディーパワンサの前走は久々で少し反応が鈍かった。上がり勝負だけに応えたが、それで0秒1差なら悪くない。初めての右回りも問題なくこなしたし、収穫はあった。1週前のCWで好時計をマーク。小柄だが、叩いた分の上積みは大きそう。立ち回りの上手な馬だし勝負どころの反応にも良化が見込める。GⅠでも要注意。

アロンザモナはキャリア1戦だが、その初戦は促していってもピタリと折り合い、ラスト3ハロンは11秒8→11秒4→11秒2でまとめた。レースセンスが高い。相手が揃い、揉まれる形になってどうかの心配はあるが、そこさえ克服できれば十分勝負になりそう。1週前追い切りの動きも上等。

アリンナはブリンカーを着け、ハナを切って連勝。スタートセンスが良くてスピードもある。リラックスして走り、追ってからもしっかりしていた前走の内容なら、1ハロン延びても対応できるだろう。小柄で走りも軽い馬。京都より力のいる阪神コースをこなせれば。

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