【第24回】チューリップ賞 2歳女王ソウルスターリング完勝!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

ソウルスターリング、桜の女王戴冠に向け、一点の曇りなし!

春の牝馬クラシック1冠目、桜花賞に直結するトライアルレース、第24回チューリップ賞が4日、阪神競馬場で行われ、ルメール騎手騎乗の2歳女王、ソウルスターリングが1番人気に応えて見事優勝。クラシック獲りに向けて弾みをつけた。

今年のチューリップ賞は、ソウルスターリングとリスグラシューという、昨年暮れの2歳GⅠで1、2着となった馬が挙って参戦してきた。他に重賞勝ち馬がいないという事もあり、やはり注目はこの2頭に集まり、人気もソウルスターリング1.5倍、リスグラシュー2.7倍で、あとは単勝10倍以上という、まさに「2強」という構図になっていた。

そしてレース。ゲートが開いて8枠2頭がレースを引っ張る中、ソウルスターリングは中団につけ、リスグラシューはさらにその後ろにつける位置取り。前の2頭がやりあったせいか、前半半マイル46秒4とやや早いペースになったが、人気2頭は慌てず自分の位置をキープ。ところがこの後、この2頭の明暗が分かれる。前にいたエントリーチケットが早めに動いてくれた分、進路に余裕が出来たソウルスターリングに対し、リスグラシューは3角で掛かり気味に上がってきたビップキャッツアイに後ろから突かれたうえ、アロンザモナに寄られてやや外に振られてしまった。このことが響いたか、リスグラシューは思いの外伸びず、最後は後ろから来たミスパンテールにも差されて3着まで。牝馬一冠目奪取に向けて黄信号が灯る結果となった。

ただそれにしてもソウルスターリングは強かった。直線鞍上が少し気合をつけるとそのままぐっと伸びて、あっという間に先頭に。後は全く危なげない走りで、気づけば2着以下に2馬身の差をつけて悠然とゴール。勝ち時計1分33秒2は、レース創設以来2番目に速い時計であり、前週のアーリントンCの勝ち時計を0秒9も上回るものだった。

勝ったソウルスターリングは父Flankel、母スタセリタという血統。これで同馬が桜花賞を勝てば13年ぶりに無敗の桜花賞馬が誕生することになるが、13年前にその無敗の桜花賞馬となったダンスインザムードも彼女と同じ藤沢和雄厩舎の管理馬だった。同師が再びこの偉業を達成するのか、併せて注目の集まる所である。

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