【第51回】フィリーズレビュー カラクレナイが3連勝で桜の切符奪取!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

「ちはやふる」神代もきかぬ差し脚でカラクレナイがフィリーズレビューを制覇!!

伝統の桜花賞トライアル、第51回フィリーズレビューが12日、阪神競馬場で行われ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気馬カラクレナイが、ゴール前先に抜け出していた1番人気馬レーヌミノルを1/2馬身差し切って優勝。3連勝で重賞初制覇を成し遂げ、桜の舞台への切符を手に入れた。

前週のチューリップ賞に対し、手薄と見た陣営が挙って出走してきた為に、フルゲートの18頭立てで行われたこのレース。中でも最も注目されたのが、前出GⅠで3着となったレーヌミノル。前走のクイーンCは4着に敗れたが、今回は距離が1F短くなって、巻き返しは必至と見られていた。ただその一方で、今回は権利獲りに躍起になっている馬達が揃っている事もあり、自身のペースに持ち込むのは容易でない事も十分に考えられ、足元を掬われるとすればそこからではないかという危惧もあった。

そして残念ながらその危惧は、見事的中する事になる。

ゲートが開いて、レーヌミノルは良いスタートを決めるが、中から飛び出したベルカプリ、アルミューテン、アズールムーンがそれ以上のダッシュでハナの取り合いを繰り広げ、気づけば前半3F33秒5というかなり速いペースとなった。ここでレーヌミノルは中団待機という策に転じたものの、ここで1つの誤算が生じる。有力馬の1頭と目されていたジューヌエコールがレーヌの前で競馬をしていたのである。このままでは差し届かないと踏んだのか、このハイペースの中、浜中騎手は早めに動いてしまう。結果、外を回って直線早めに先頭に立った彼女だったが、最後は脚色が鈍って2着まで。しかも最後の直線、焦るあまり内に寄れてジューヌの進路を塞いでしまい、騎乗停止処分まで受けるという嬉しくないオマケまでつけてしまった。

一方、この流れをきっちり読み切った男がいた。それが2番人気馬カラクレナイに騎乗したM.デムーロ騎手である。後方2番手でじっくり脚を溜めながらレースを進めると、最後の直線に入って、一気に加速。上がり34秒4というメンバー最速の脚で前を捉え、最後は粘るレーヌミノルを半馬身捕えて1着でゴール板を駆け抜けた。勝ったカラクレナイは父ローエングリン、母バーニングレッドという血統。鞍上のM.デムーロ騎手は今季早くも重賞6勝目。一方、管理する松下武士調教師にとっては2015年の開業以来、嬉しい平地重賞初勝利となった。

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