【第47回】高松宮記念 春のスプリント王はセイウンコウセイ!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

雨空を吹き飛ばす圧巻の脚!セイウンコウセイ、混戦の高松宮記念を断!!

春のスプリント王決定戦、第47回高松宮記念が26日、中京競馬場で行われ、幸英明騎手騎乗の5番人気馬セイウンコウセイが早め先頭からそのまま押し切り優勝。重賞初制覇をGⅠという大舞台で成し遂げた。

昨年の秋以降で、芝1400mの重賞を2勝以上している馬は1頭もいないという、近年まれに見る混戦模様となっている古馬短距離戦線。そして春の頂上決戦ともいうべき今年の本レースもまた、単勝1ケタ台に6頭がひしめく混戦模様となった。かろうじて1番人気は昨年のスプリンターズSの覇者レッドファルクスとなったが、昨年暮れの香港惨敗以来3ヶ月ぶりのぶっつけ本番は不安視されて当然のローテーションだった。続く2,3番人気となったレッツゴードンキ・メラグラーナの牝馬2騎も、前走快勝からここに臨んできたものの、牝馬でこのレースを勝ったのが、GⅠ昇格後の21年間で3頭しかいない事などを考えると、全幅の信頼は置きづらい。そういったことが重なって今回の状況を生み出していた。

そしてその混戦は重賞未勝利馬によって、断たれる事となる。

ゲートが開いて内からラインスピリットが引っ張る中、1~3番人気馬は中団から後方で脚を溜める作戦に。前半3F33秒8という速い流れになったのは、後方勢にとってチャンスだったのだが、雨でやや渋っていた馬場が、彼らに味方しなかった。中団につけていたレッドファルクスは最後の最後で伸び切れず3着まで。メンバー最速の脚で内から後方一気の脚を見せたレッツゴードンキも、前に届かず2着に終わった。

そしてその2頭を抑えて先頭でゴールしたのが、今回重賞2戦目となった4歳馬セイウンコウセイだった。同馬はスタート直後からやや前目の4番手でレースを進めると、コーナーを抜群の脚で上がっていき、直線半ばではすでに先頭へ。そのまま後続の追撃をものともせず、最後は2着以下に1馬身以上の差をつける快勝で、GⅠ初勝利を成し遂げた。

勝ったセイウンコウセイは父アドマイヤムーン、母オブザーヴァントという血統。同馬を所有するオーナーブリーダー、西山茂行氏にとって自分の名義でGⅠレースを勝つのはこれが初めて。先代から見ても1998年のセイウンスカイ以来のビッグタイトルとなった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました