【第61回】大阪杯 昨年の年度代表馬、キタサンブラック快勝!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

年内引退を撤回させる横綱相撲! 新GⅠ大阪杯、初代王者はキタサンブラック!!

今年からGⅠに昇格となった伝統の重賞、第61回大阪杯が、2日阪神競馬場で行われ、堂々1番人気に推された昨年の年度代表馬キタサンブラックが優勝。見事初代王者の称号を手に入れた。

元々ここ10年程、レースレーティングの高いレースを毎年繰り広げているレースであり、 また、この時期に古馬中距離GⅠが無かった事からも、この昇格は寧ろ自然な事だったかもしれない。そして今回、そのGⅠ昇格初戦に相応しいメンバーが集まった。昨年の年度代表馬とダービー馬。そして昨年末に海外GⅠを制した馬など、重賞馬9頭を含む14頭が顔を揃え、その中でも単勝2.4倍と1番人気に推されたのは昨年の年度代表馬キタサンブラック。北島三郎氏の所有馬というスター性もさることながら、どんな展開でも対応できる自在性と安定感がライバルたちより評価されてのものだった。

そして彼はこのレースで、まさに「役者の違い」を見せつけるのである。

ゲートが開いて一気に飛び出すマルターズアポジーを5馬身前におき、キタサンブラックは3番手で競馬を進める。最初の1000m59秒6は決して前が逃げ切れないペースではなかったが、追走するキタサンブラックは慌てず騒がず、その位置をキープしたまま3コーナーへ。そしてそこから徐々にギアを上げていくと、一気に前との距離を縮めていき、直線入り口では先頭に並びかけ、残り300mで悠然と先頭へ。内からはキタサンを終始マークしていたステファノスが突っ込んでくるものの、最後は3/4馬身抑えてゴール板を駆け抜けた。

勝ったキタサンブラックは父ブラックタイド、母シュガーハートという血統。本来は年内で引退というプランだったが、この勝利により、レース直後馬主からプラン撤回の発表がなされた。この快進撃がどこまで続くか、注目されるところである。

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