【第77回】皐月賞 9番人気の伏兵アルアインが混戦の皐月賞を断!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

松山弘平騎手、8年越し悲願のGⅠ制覇達成!伏兵アルアイン、レースレコードで皐月賞を快勝!!

牡馬クラシックの一冠目となる、第77回皐月賞が16日、中山競馬場で行われ、松山弘平騎手騎乗の9番人気馬アルアインが、同じ池江寿厩舎の僚友ペルシアンナイトとの叩き合いを制して優勝。勝ち時計1分57秒8というレースレコードで見事一冠目を制覇した。

今年の皐月賞はレース前から難解を極めた。メンバー中、重賞馬が9頭もいるにもかかわらず、重賞2勝しているのはカデナただ1頭と、ただでさえ混戦模様の様相を呈していたにもかかわらず、そこにきてより予想を難解にしたのが、牝馬ファンディーナの参戦。前走のフラワーCでは持ったまま後続に5馬身の差をつける圧勝で、時計も優秀だった事もあり、牝馬ながら今回1番人気に推される事態となったが、多くの競馬ファンは、彼女の取捨に頭を悩ませるところとなった。

そしてレース。外から飛び出したアダムバローズが引っ張る展開になりながら、注目のファンディーナは前から4.5番手を追走。一方オトコ馬として対抗格に挙げられていた、レイデオロやカデナなどは中団からやや後ろに身を置いて、彼女を見ながらレースを進める。前半半マイル59秒0と速いペースで流れたが、前で競馬を進める馬達のリズムは良く、必ずしもハイペースでないような印象を受けた。ただそれでも紅一点だったファンディーナには厳しい流れになっていたのかもしれない。4コーナーで馬群の外に出した彼女は直線入って一瞬後続を突き放すような素振りを見せたが、坂に掛かると一気に失速。後続に呑み込まれ結局7着に終わった。

ただその一方、中団から後方で待機策を取っていたカデナやレイデオロ、スワーヴリチャードらの有力牡馬勢も後半11秒台を刻み続ける高速馬場に泣き、それぞれ伸び脚を見せていたものの前を捉えるには至らなかった。

そんな中、この高速馬場の中で絶好のポジショニングを取れた池江泰寿厩舎の2頭が気を吐いた。ファンディーナの真後ろで競馬を進めていたペルシアンナイトが、内から直線前を交わしていったん先頭に立つものの、その後ろから飛んできた僚友アルアインに並ばれ併走状態に。それはゴール前まで続き、最後はアルアインがクビ差交わして1着でゴールした。

勝ったアルアインは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティという血統。鞍上の松山弘平騎手はデビュー8年目、38回目の挑戦にして初のGⅠ制覇という悲願を達成した。

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