【第52回】フローラS 伏兵モズカッチャン、快勝で樫獲りに名乗り!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

最内枠から12番人気という低評価を覆し!モズカッチャン、フローラSを撃破!!

オークスに向けて最大のトライアルレースとなる、第52回フローラSが23日、東京競馬場で行われ、和田竜二騎手騎乗のモズカッチャンが、12番人気という低評価を覆して見事に優勝。樫獲りへ堂々と名乗りを挙げた。

牝馬クラシック1冠目、桜花賞の結果を受け、3歳牝馬戦線は一強ムードから一転、混戦模様の様相を呈してきた。つまりここから樫の女王まで一気に駆け上がる馬がいても全くおかしい話ではないという事である。そんな中今年の1番人気に推されたのは3ヶ月の休み明けながら、過去2戦を楽に勝ち上がってきたホウオウパフューム。前走後は桜花賞に目もくれずオークスに照準を合わせて来たという事もあり、桜花賞組と未対決という魅力も相まってのものだった。

しかし、一筋縄でいかないのが、3歳牝馬重賞。それが混戦の今年なら、尚である。

ゲートが開いて大方の予想通りタガノアスワドが引っ張る展開となったこのレース。注目のホウオウパフュームは中団よりやや後方につけて、レースを進める。ただ2番手につけたヤマカツグレースがさんざん逃げ馬を突いた割にはペースはさほど早くならず、寧ろ前半1000mの通過タイムは61秒5とやや緩いものとなった。こうなると後ろから競馬をするメンバーにとってはやや厳しくなる。しかもホウオウパフュームにとってはこれが3か月ぶりのレース。最後まで流れに乗ることが出来ず、結局8着に終わった。

一方、このレースで随一の走りを見せたのが、12番人気の伏兵、モズカッチャン。最内枠からスタートした同馬は、道中中団よりやや前目の内で控えると、そのまま直線坂の手前までじっと我慢の競馬。そして直線、前が空くと見るや一気に弾けて最後は2番手から先に抜け出していたヤマカツグレースをゴール直前でクビ差交わして優勝した。

勝ったモズカッチャンは父ハービンジャー、母サイトディーラーという血統。2着に入ったヤマカツグレースもハービンジャー産駒で、ハービンジャー産駒が重賞でワンツー決着を決めたのは、これが史上初めての事となった。勝ったアルアインは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティという血統。鞍上の松山弘平騎手はデビュー8年目、38回目の挑戦にして初のGⅠ制覇という悲願を達成した。

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