【第155回】天皇賞(春) キタサンブラック、史上4頭目の春天連覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

2強対決制してGⅠ5勝目!キタサンブラック、天皇賞(春)をレコード勝ち!!

春の最強古馬決定戦、第155回天皇賞(春)が30日、京都競馬場で行われ、武豊騎手騎乗のキタサンブラックが1番人気に応えて見事に優勝。史上4頭目の春天連覇を達成した。

今年の天皇賞(春)は、レース前から「2強対決」と謳われていた。その2頭とはキタサンブラックとサトノダイヤモンド。共に3歳時菊花賞を制した馬で、昨年暮れの有馬記念で初対決、壮絶な叩き合いでワンツーを決めた2頭である。今回はどちらが勝つか、競馬ファンの注目はその1点に集まっていた。現実単勝配当もこの2頭がそれぞれ2.2倍と2.5倍となっており、他馬を圧倒するものとなっていた。

そしてレース。ゲートが開いて大外から宣言通りヤマカツライデンが果敢な逃げを見せ、そのまま後続を突き放していく。1週スタンド前に差し掛かる頃には、2番手以下に10馬身近い差をつけていた。人気の一角キタサンブラックは先頭から大きく離れての2番手追走。対するサトノダイヤモンドは、中団で脚を溜めて最後の直線に賭ける作戦に出た。最初の1000m58秒3ととてつもない早い時計が出たが、これはあくまで逃げ馬のペース。2番手以降の馬達のペースは速く見積もっても59秒半ばといったところで、むしろ先行押し切りを狙うキタサンブラックにとってはお誂え向きの流れになった。現実、3角に入ると見る見るうちに逃げ馬のアドバンテージは無くなり4角回る頃には場群の中へ。そしてそれと入れ替わるように、直線入り口でキタサンブラックは早々と先頭に躍り出たのである。後ろからはサトノダイヤモンドを筆頭に、シュヴァルグラン、アドマイヤデウスが必死で食らいついており、最後まで追い詰めたが、結局キタサンブラックが0秒2凌ぎ切ったところでゴール。勝ち時計は2分12秒5というレコードタイム。これは12年前にディープインパクトが出した時計より0秒9も早いものだった。

勝ったキタサンブラックは父ブラックタイド、母シュガーハートという血統。鞍上の武豊騎手は同レース通算8勝目で、同一GⅠ勝利数の新記録を達成した。

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