【第22回】NHKマイルC 春の3歳マイル王は牝馬アエロリット!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

菊沢隆徳師、GⅠ初戴冠は義兄の手から!アエロリット、混戦のNHKマイルCを断!!

春の3歳マイルチャンピオン決定戦、第22回NHKマイルCが7日、東京競馬場で行われ、横山典弘騎手騎乗の2番人気アエロリットが優勝。デビュー以来なかなか勝つ事の出来なかった2勝目を大一番のGⅠレースで成し遂げる結果となった。

今年のNHKマイルCは史上稀にみる大混戦となった。1番人気に推されたのは3月に桜花賞トライアルのフィリーズRを勝ったカラクレナイだったが、その単勝配当は5倍。2番人気のアエロリットは単勝5.8倍と肉薄しており、以降10番人気までが単勝10倍台の位置に置かれる状態となっていた。正直、まさにどの馬が勝ってもおかしくないような状況でゲートは開かれたのである。

ゲートが開いて激しい先頭争いを制したのは⑥ボンデルヴィーソ。そのすぐ後ろに人気の一角アエロリットがつけ、2歳GⅠで追い込み2着となったモンドキャンノがその後ろ。1番人気のカラクレナイは中団からの競馬となった。前半は半マイル46秒1と平均ペースで流れ、その後も淀みなくレースは進んだ。こうなると後ろから瞬発力勝負の差し・追い込み組には分が悪い。切れ味を武器にするカラクレナイ・モンドキャンノの人気どころは次々と馬群に沈む結果となった。

一方この流れを完全に味方につけたのが2番人気のアエロリット。道中淡々としたペースで3番手を追走していた彼女は最後の直線に入るとあっさり先団に。そして内で粘るボンセルヴィーソを残り200mで捕えると、2歳ダート女王リエノテソーロの猛追にひるむ素振りもなく、そのまま1着でゴールした。

勝ったアエロリットは父クロフネ、母アステリックスという血統。鞍上の横山典弘騎手と管理する菊沢隆徳調教師は義兄弟の関係で、菊沢師にとっては初のGⅠ戴冠を義兄の手綱捌きによって達成したという、感慨深いレースとなった。

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