【第12回】ヴィクトリアマイル 春の女王の称号はアドマイヤリードの頭上に!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

近藤利一氏、9年ぶりのGⅠ制覇!伏兵アドマイヤリード、ヴィクトリアMを完勝!!

春の女王を決める大一番、第12回ヴィクトリアマイルCが14日、東京競馬場で行われ、C.ルメール騎手騎乗の6番人気馬アドマイヤリードが直線馬場の真ん中を力強く抜け出して優勝。重賞初制覇をGⅠの大舞台で成し遂げた。

1週前のNHKマイルCは3連単29万円の波乱決着となったが、今週のヴィクトリアマイルも2年前に3連単2000万馬券が飛び出すなど、荒れるレースとして知られている。そして今年は前走阪神牝馬Sを制したGⅠ2勝馬ミッキークイーンが人気を集めており、これまでのような波乱になるかどうかは、彼女の走り1つにかかっている状況となっていた。

そんな中でレースはスタート。ゲートが開いて内からソルヴェイグが引っ張る中、注目のミッキークイーンは中団、馬場の良い所を選びながら競馬を進めた。ただ、彼女にとって誤算だったのはレースの流れ。半マイル47秒9というスローな流れになった前半から一転、4角手前辺りから一気にペースが上がり、後半半マイルは46秒フラットという時計になった。彼女はこの流れの変化についていけず、いつもの反応が全く見られずに結果7着。単勝1.9倍の1番人気馬が沈んだ事で、今年も例年通りの波乱決着が確定的となった。

その一方で、この荒波を上手に乗り切ったのが、C.ルメール騎手騎乗の伏兵アドマイヤリード。道中中団からやや後方の内側で競馬を進めると、勝負どころでしっかりギアを上げて進出し、直線坂の途中で力強く抜け出して先頭へ。そして最後は後続に0秒2の差をつけて、ゴール板を駆け抜けた。

勝ったアドマイヤリードは父ステイゴールド、母ベルアリュールⅡという血統。同馬を保有する近藤利一氏は、かつて阪神馬主教会の会長を務めたほどの馬主界の重鎮だが、近年は一時のなりを潜めていた。GⅠ勝利も2008年天皇賞春のアドマイヤジュピタ以来遠ざかっていたが、今回は実に9年ぶりの大輪開花となった。

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