【第78回】優駿牝馬 「樫の女王」を戴冠したのはソウルスターリング!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

2つの偉業を手に桜の舞台から女王の座復権!ソウルスターリング、圧巻の走りでオークス制覇!!

牝馬クラシック第2戦、第78回優駿牝馬が21日、東京競馬場で行われ、C.ルメール騎手騎乗のソウルスターリングが1番人気に応えて優勝。昨年の2歳女王が樫の舞台で見事復権を成し遂げた。

一冠目の桜花賞では、単勝配当1.4倍という圧倒的支持を受けながら、雨馬場に泣きまさかの3着に終わったソウルスターリング。怪物「フランケル」を父に持つ2歳女王のプライドに賭けて、ここでの巻き返しは至上命題だった。ただその一方、今回の施行距離が2400mとなる事で、虎視眈々と巻き返しを狙うライバル達もまた態勢を整えており、距離延長に一抹の不安がある彼女にとっては命題達成の為には一筋縄でいかない状況になっていた。

ところがそんな事は彼女にとって杞憂であったのだという事を、競馬ファンはゲートが開いた150秒後に痛感させられるのである。

内から好スタートを決めたフローレスマジックがレースを引っ張るなか、注目のソウルスターリングは先頭から差のない3、4番手の位置。一方ライバルのアドマイヤミヤビやリスグラシューは中団よりやや後方で競馬を進めた。前半は1000m61秒7という過去10年で最もスローな流れになり、後ろからいく馬には良い展開になったかと思いきや、前に位置したソウルスターリングにラスト4Fすべて11秒台でまとめられてしまってはたまらない。後半ペースが上がってもソウルスターリングは自分の位置を難なくキープし、直線坂の手前でギアアップ。そこから一気に弾けて先頭に立ち、食い下がるモズカッチャンをあっさり突き離すと、最後は1馬身半以上の差をつけて完勝。勝ち時計は2分24秒6。気づけば歴代2位の好タイムだった。

勝ったソウルスターリングは父フランケル、母スタセリタという血統。母のスタセリタが仏オークスを勝った時の鞍上も今回と同じC.ルメール騎手で、同騎手は母娘2代にわたる日仏オークス制覇という偉業を成し遂げた。また管理する藤沢和雄調教師もこの勝利により現行の体制になって初となる、JRA重賞通算勝利100勝という偉業を達成した。

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