【第84回】東京優駿 2017年7015頭の頂点はレイデオロ!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

通算1300勝の名伯楽、悲願達成!レイデオロ、記録づくめのダービー制覇!!

2017年、3歳馬の頂点を決める第84回日本ダービーが28日、東京競馬場で行われ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気馬レイデオロが最後の直線力強く抜け出し、猛追するスワーヴリチャードを3/4馬身を振り切って優勝。通算勝利数1300を超える名伯楽、藤沢和雄調教師に、悲願のダービートレーナーの称号をプレゼントした。

今年の3歳牡馬戦線は、例年になく「混戦」と言われていた。今年の3歳重賞を2勝したのは皐月賞馬アルアインのみ。にもかかわらず、同馬は今回4番人気と評価を落とした。皐月賞馬が3番人気にも入らなかったのは2004年のダイワメジャー以来13年ぶりの事である。対して今回の1番人気に推されたのは、レース設立以来勝ち馬から1頭もダービー馬を出せていない青葉賞を今年制したアドミラブル。その時の勝ち時計はダービーレコードに0秒4迫る好時計で、これは競馬ファンが歴史が変わる場面を期待していた表れだったのかもしれない。もっとも結果はどうあれ、日本競馬史に新たな歴史が刻まれるレースである事には何ら変わらないのだが。

大歓声の中ゲートが開いて、まず飛び出していったのは③マイスタイル。無理に追いかける馬もいなかった為、彼のペースでレースは進み、気付けば前半1000m63秒2という超スローな流れになってしまった。人気どころの多くが後ろから競馬を進めていた為、各陣営に焦りの色が見えたが、そんな中でただ1頭、そのペースの異変に気づき、いち早く冷静かつ大胆な攻めを見せた馬がいた。藤沢和雄厩舎のレイデオロである。スタート直後、中団よりやや後方に位置づけていたが、鞍上のC.ルメール騎手がペースが遅いと見るや否や、向こう正面から果敢にポジションを押し上げていき、4角では早くも先団にとりついたまま直線へ。そして馬場の真ん中から残り300m付近で先頭に立つと、食い下がる3番人気スワーヴリチャードの猛追を0秒1差振り切って、そのまま1着でゴール。鞍上のC.ルメール騎手にとっては、昨年ハナ差で後塵を拝したサトノダイヤモンドの雪辱を、見事に晴らす結果となった。

勝ったレイデオロは、父キングカメハメハ、母ラドラーダという血統。藤沢和雄調教師にとっては悲願のダービー制覇となった訳だが、鞍上のC.ルメール騎手にとってもこの勝利により史上2人目の3週連続GⅠ制覇、史上5人目の同年オークス&ダービー制覇という大記録をまとめて挙げる1勝となった。

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