【第58回】宝塚記念 サトノクラウン、念願の国内GⅠ制覇達成!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

M.デムーロ、昨年ドゥラメンテ2着の雪辱果たす!サトノクラウン、宝塚記念制覇!!

春のGⅠ戦線を締めくくる第58回宝塚記念が25日、阪神競馬場で行われ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気サトノクラウンが力強く抜け出し、見事優勝。念願の国内GⅠ初制覇を成し遂げた。一方、圧倒的1番人気に推されたキタサンブラックは直線失速、9着に惨敗した。

今年の宝塚記念は1頭の馬が注目を集めていた。ここまでGⅠ2連勝し、春季古馬3冠の掛かる昨年の年度代表馬、キタサンブラック。ここから凱旋門賞というプランも発表されており、是非ともここを勝ってフランスへという期待を寄せる競馬ファンが同馬を単勝1.4倍という圧倒的1番人気に押し上げていた。

ところが仁川の舞台は、いとも簡単にその希望を打ち砕いたのである。

4角奥からスタンド前に向かってスタートした一同のなかで、ポンと飛び出していったのがシュヴァルグラン。デビュー21戦目にして初の逃亡劇となった。一方注目のキタサンブラックは中団で競馬を進めた。彼が中団の位置で競馬を進めるのは3歳秋の菊花賞以来の事である。そんな意外なレース展開になったものの、前半1000mの通過タイムは60秒6と平均ペースに流れていた。その流れならキタサンブラックは十分に対応できたはずなのだが、彼のペースを崩させたのが、M.デムーロ騎手のサトノクラウンであった。

中団よりやや後方で競馬を進めていた本馬は向こう正面でポジションを上げていくと、4角でキタサンブラックを後ろから突っつく形に。ここで武豊騎手がキタサンブラックを我慢させ、もう少し脚を溜められていれば少しは違っていたかもしれない。ところがこの挑発に乗ってしまった事によって、彼はラスト1Fで完全に失速。結果9着という惨敗を喫する事になってしまった。

一方、ライバルを突き崩したサトノクラウンは競りかけていった勢いのまま、直線馬場の真ん中を力強く抜け出す。内ではゴールドアクターが必死の追撃を見せるが、最後は同馬を3/4馬身突き放して見事1着でゴール板に飛び込んだ。

勝ったサトノクラウンは、父マルジュ、母ジョコンダⅡという血統。M.デムーロ騎手にとってGⅠ勝利数通算20勝目となった今回は、昨年レース中に故障を発症し、2着に敗れたドゥラメンテの雪辱を果たす勝利にもなった。

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