【第66回】ラジオNIKKEI賞 セダブリランテス、無傷の3連勝で重賞制覇!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

石川裕紀人、待望の重賞初制覇!!セダブリランテス、無敗でラジオNIKKEI賞完勝!!

初夏の福島を舞台に繰り広げられる3歳重賞、第66回ラジオNIKKEI賞が9日行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気セダブリランテスが3番手から絶好の手応えを見せて見事優勝。無傷の3連勝で重賞初制覇を成し遂げた。

昔から春のクラシック戦線に間に合わなかった馬達が、秋の重賞戦線を見越して多く出走してくる為、昔から「残念ダービー」などと揶揄される事もある本レース。それが今年は本当に残念だった馬がここに出走してきた。2走前の京都新聞杯で2着にアタマ差敗れたためダービーに出走できず、同週の京都で行われた白百合Sを勝ってここに臨んで来たサトノクロニクルである。秋のGⅠ戦線に乗る為には、ここは何としてでも勝っておきたいところで、陣営としては相当気合の入る一戦となっていた。

ところが陣営の青写真通りにならないのが競馬の良い所であり、悪い所でもある。

ゲートが開いて、真ん中からポンと飛び出したのはウインガナドル。前走東京で逃げ切った脚をここでも存分に見せる形となった。注目のサトノクロニクルは中団よりやや前目で競馬を進め、あとはどこでギアを入れるかというところであった、前半1000mは59秒5で流れ、一見やや速いかというペースになったが、逃げるウインガナドルの逃げ脚は衰えない。驚異的な粘りを見せ、遂にはゴール前までハナを譲らない形になった。逆に追いかける側でギアの上がりきる馬はなかなか現れず、それは1番人気に推されていたサトノクロニクルも例外ではなかった。好位で競馬を進めていた同馬であったが、いざ勝負どころでエンジンをかけたにもかかわらず、全く反応出来ずに6着に終わってしまったのである。

一方そんな中で唯一鋭い脚を見せたのがここまで2戦2勝でこのレースに臨んで来たセダブリランテス。スタートから終始3番手の位置で競馬を進め、勝負どころで仕掛けると鋭い反応を見せてぐっと伸び、最後は逃げ込みを図るウインガナドルをクビ差交わして見事1位でゴール板を駆け抜けた。

勝ったセダブリランテスは、父ディープブリランテ、母シルクユニバーサルという血統。鞍上の石川裕紀人騎手はデビュー4年目、重賞挑戦56戦目にして念願の重賞初制覇を達成。昨年同重賞2着の雪辱を果たしながらの1勝となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました