【第22回】プロキオンS キングズガード、念願の初重賞制覇!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

故田中章浩師の一周忌に捧ぐ勝利!キングズガード、プロキオンSを快勝!!

夏の中京で行われるダート重賞、第22回プロキオンSが9日行なわれ、藤岡佑介騎手騎乗の5番人気キングズガードが最後の直線素晴らしい末脚をみせて、最後は後ろから追いつめる1番人気カフジテイクに約2馬身の差をつけて快勝した。

2コーナー奥の芝部分からスタートし、まず飛び出していったのは10番のレヴァンテライオンと5番トウケイタイガー。しばらく激しいハナの取合いが繰り広げられたが、最終的にはトウケイタイガーに軍配が上がった。一方人気どころは一同に後方待機策。あたかも各々が牽制し合っているかのようなレース運びとなっていた。ただ逃げた2頭のせいで前半半マイルの通過タイムが46秒フラットとかなり速いペースに。これで差し競馬の展開になり、あとは後方にいる有力馬達の出方1つという事になっていた。

ゴール前残り200m地点までトウケイタイガーが驚異的な粘りを見せていたがものの、後続に並ばれると脆くも失速。代わりに先頭に立ったのは後方からいち早く抜け出しを図った14番ブライトライン。内に人気薄のゴーインググレートを見ながら、残り100m付近までは先頭を走り、そのまま押し切り態勢に入ろうかと思った矢先飛んできたのが、12番キングズガード。メンバー中最速の上がり35秒6の脚で前をあっさりと抜き去ると、猛追を見せる1番人気馬カフジテイクに影も踏ませぬ走りで、結局後続に2馬身の差をつけてゴール。それはデビュー26戦目にして初の名誉であった。

勝ったキングズガードは、父シニスターミニスター、母キングズベリーという血統。1年前同馬を管理していた田中章浩調教師が急逝されてはや1年。その後、バトンは開業2年目の寺島良調教師に手渡されたが、寺島師にとってはうれしい重賞初勝利となったのと同時に、一周忌を目前にした田中章浩師に対してのこの上ない餞となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました