【第52回】関屋記念 伏兵マルターズアポジー、逃げて重賞3勝目!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

武士沢してやったり!苦節20年目にして初の年間重賞2勝目!マルターズアポジー、逃げ切って関屋記念制覇!

夏の新潟伝統のマイル重賞、第52回関屋記念が13日に行われ、7番人気の伏兵マルターズアポジーが鮮やかな逃亡劇を見せて優勝。見事重賞3勝目をマークした。

1番人気に推されたメートルダールが4.2倍。以下単勝1ケタ台の馬が5頭、単勝10倍台の馬が4頭と、出走馬16頭のうち半分以上の9頭が単勝20倍を切る形になるという混戦模様となっていた今回のレース。展開次第でどの馬が勝っても全くおかしくない状況だったが、今回前に行く馬が多く出走してきた事を考えて、今回は差し有利という考えが主を占めているようだった。

ところがこの考えを見事逆手に取ったのがマルターズアポジーであり、鞍上の武士沢友治騎手であった。

ゲートが開くと内から絶好のスタートを決めて一気にハナに立ったマルターズアポジー。激しいハナの奪い合いになるかと思いきや、いつもは前々で競馬をするウインガニオン、マイネルハニーも無理に仕掛けずにあっさりとハナを譲った。これでマルターズアポジーの1人旅確定である。あっという間に後続に3馬身以上の差をつけて逃げた彼の前半ペースは46秒6。やや早めにもみえるこの時計だが、2F目以降は11秒台を維持する走りで、後半に疲れを残さないようにしたのも武士沢騎手の好騎乗であった。4コーナーを回って直線に入り、後続が位置を押し上げてきていても、彼の逃避行は変わらない。後続と2馬身の差は守りながら先頭を走り続け、最後こそやや脚があがっていたもののスタートから2番手でずっと追走していたウインガニオンの強襲を何とか1馬身振り切って、見事そのまま1着でゴールした。上がり3F34秒3。これで走られては中団待機組に成すすべはない。1番人気のメートルダール、2番人気ロードクエストなど人気の差し組は全く脚を活かせずにことごとく馬群に沈む結果となった。

勝ったマルターズアポジーは父ゴスホークケン、マルターズヒートという血統。同馬はこれで重賞3勝目となったが、鞍上の武士沢友治騎手にとっては、2月の小倉大賞典に次いでの今季重賞2勝目。これは同騎手にとって騎手生活20年目にして初めての事となった。

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