【第52回】札幌記念 サクラアンプルール、念願の重賞初勝利達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

史上3度目のワンツースリー決着!サクラアンプルール、札幌記念を快勝!

札幌夏の大一番、第52回札幌記念が20日に行われ、最内枠に入った6番人気の伏兵サクラアンプルールが直線素晴らしい伸び脚を見せて優勝。念願の重賞初勝利を成し遂げた。

2006年以来11年ぶりにGⅠ馬が不在で行われる事になった今年の札幌記念。その中で特に注目を集めたのが前走GⅠ大阪杯で3着に入った重賞5勝馬ヤマカツエースと重賞2勝でデビュー以来これまで1度も掲示板を外していない4歳馬エアスピネル。そして香港の天才騎手J.モレイラ騎手が手綱を取るマウントロブソン。この3頭が単勝人気5倍を切る支持を受けていた。ただその一方でヤマカツ・エアの2頭は2~3ヶ月の休み明け初戦であり、マウントは叩き2戦目ながらその前約9ヶ月間休養していた事を考えると、人気ほどの信頼は置けないともいえた。つまり、何が勝ってもおかしくない状況だったのである。

そしてレーススタート。ゲートが開いてポンと飛び出したのは4番ロードヴァンドール。外から並びに来るマイネルミラノを振り切り、2番手以下に1馬身の差をつけて引っ張っていく形となった。人気勢はエアスピネルが前から4番手。ヤマカツエースはその後ろで競馬を進め、モレイラ騎手鞍上のマウントロブソンは後方3番手から末脚に賭けるという形となった。それぞれの思惑を抱えながらレースは進んでいったが、前半1000mは1分00秒7という平均ペースで流れたものの、後半は終始1F12秒0前後のラップを刻んでいくという、先行勢にしても後方勢にしても難しい展開になった。ふたを開けてみれば人気勢は挙ってこの流れに翻弄される形になってしまい、1番人気のヤマカツエースでさえ3着を堅守する事が精一杯となった。

そんなライバルたちをよそに、圧巻のレースぶりを見せたのが、最内からちょうど中団で競馬を進めた蛯名正義騎手騎乗のサクラアンプルール。前で競馬をしていた1番人気馬を見ながらレースを進め、同馬が動くのと併せて大外一気で先団に取りついていくと、そのまま前を走る馬達をしっかりと捕え、残り1Fで先頭に立ってそのままゴール。後ろから凄い脚で飛んできたナリタハリケーンの猛追をクビ差凌いでの優勝となった。

勝ったサクラアンプルールは父キングカメハメハ、母サクラメガという血統。同馬にとっては念願の重賞初制覇となったが、特筆すべきはその馬番。3連単①→②→③という並びで決まったが、これはJRAの平場重賞としては2015年5月の目黒記念以来3度目の決着となった。

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