【第37回】新潟2歳S 3番人気フロンティア、クラシックに堂々名乗り!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

中内田調教師2年連続同重賞制覇!ペースを味方にフロンティア新潟2歳Sを快勝!

来年のクラシック戦線に繋がる2歳重賞、第37回新潟2歳Sが27日行なわれ、前々で競馬を進めた3番人気馬フロンティアが、逃げるコーディエライトをゴール前交わして優勝した。

2001年のコース改修以来、逃げ馬が1度も連に絡んだ事のなかったこのレース。3着に入った馬も2006年1番人気に推されたマイネルレーニアのみと、とにかく逃げ馬にとっては毎年苦戦を強いられるものだった。

ところが今年は違ったのである。

ゲートが開くと真ん中からフロンティアが飛び出していくが、すぐその外を牝馬のコーディエライトが並んで交わしていく。結局コーディエライトがレースを引っ張る形になり、以下フロンティアが差のない2番手。前走のデビュー戦で上がり34秒1の脚を使って2着以下を5馬身突き放した今回の1番人気ムスコローソは、後方3番手で脚をためる作戦に出た。ただこの1番人気馬の位置取りが史上稀に見るペースを生み出す結果となったのである。快調に逃げるコーディエライトの前半1000mの通過タイムは1分1秒6。2001年に新潟競馬場がリニューアルされて行われるようになった新潟2歳Sの中で最も遅いタイムである。結局後ろで控えていたムスコローソをライバル馬が見過ぎてしまった為に生まれたペースだった。こうなると後ろから行く馬は辛い。それは1番人気馬も同じである。後方待機を決めたムスコローソは仕掛けどころで全く上がっていけず、持ち味を全く活かす事無く12着に惨敗した。

一方このペースを完全に味方につけたのが前で競馬をしていた2頭。特に逃げ馬を前に見ながら競馬をしていたフロンティアは直線に入ると力強く伸びて先頭に並びゴール前で更なる伸びを見せて、コーディエライトを3/4馬身抑えて見事1着入線を果たした。

勝ったフロンティアは父ダイワメジャー、母グレースランドという血統。兄は牡馬3冠全て3着以内という実績を持つドリームパスポート。また管理する中内田充正調教師は昨年同レースを勝ったヴゼットジョリーに続いて、2年連続の同重賞制覇となった。

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