【第65回】神戸新聞杯 レイデオロ、ダービー馬の貫録見せつけ快勝!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

これぞ世代最強の走り!レイデオロ、神戸新聞杯を快勝!

クラシック最後の一冠、菊花賞に向けて最大の前哨戦となる第65回神戸新聞杯が24日、阪神競馬場で行われ、ルメール騎手騎乗のレイデオロが見事1番人気に応えて快勝。ダービー馬の貫録を見せつける結果となった。

2014年のワンアンドオンリー以来、ダービー馬がこのレースに参戦してくるのは3年ぶりの事になる。過去10年で神戸新聞杯に参戦してきたダービー馬は、格の差なのか、全て連対を果たしている。2000m時代から見てもダービー馬がこのレースで4着以下に敗れたケースは1995年のタヤスツヨシまで遡らないと出てこない。それだけダービー馬の威厳が守られてきたレースという事だろう。そして今年、ダービー馬の威厳を持ってここに臨んでくるのがレイデオロである。

ただ気になる事もある。この神戸新聞杯。ここ10年ほど関西馬の完全独壇場で、関東馬は全く出番がない。2008年にダービー2着からここに駒を進めてきたスマイルジャックも良いところなく9着に敗れている。この不吉なデータをレイデオロは払拭できるか、そういった点にも注目が集まっていた。

ところがそんなデータは杞憂であった事を、レース後にファンは思い知る事になる。

レースはアダムバローズが後続を引っ張る展開となったが、これまで後方からの競馬が多かったレイデオロは一転、絶好のスタートを決めて好位4、5番手につけ、折り合いのついたままレースを進めていく。ペースも逃げ馬が飛ばしているように見えてはいたが、実際前半1000m61秒4とややゆったりした流れになっていた。そしてこの流れと位置取りが彼にとって最高の展開を呼び込む事になるのである。

終始4、5番手で競馬を進めたレイデオロ。直線後続の追い上げをじっくり待ってから追い出すと、反応良くスッと先頭集団へ。そして残り200mで前を交わして先頭に立つと、そこから更なる力強い伸びを見せて、最後は2着以下に2馬身の差をつけて、見事先頭ゴールを決めた。

勝ったレイデオロは父キングカメハメハ、母ラドラーダという血統。同馬はこの後菊花賞には向かわず、ジャパンカップに向かう予定との事だが、今後の古馬対決に向けて、まさにダービー馬、3歳世代トップの貫録を見せつける結果となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました