【第51回】スプリンターズS レッドファルクス、連覇達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

デジャヴ?昨年と同じ1分7秒6決着!レッドファルクス、スプリンターズS連覇!

秋のGⅠ戦線の開幕を告げる第51回スプリンターズSが1日中山競馬場で行われ、M.デムーロ騎手騎乗のレッドファルクスが1番人気に応えて優勝。見事連覇を成し遂げた。

ロードカナロアの引退以来、日本のスプリント路線は主役不在の状況が続いているが、それは今年も変わっていない。出走馬16頭のうち13頭が重賞勝ち馬であり、うち5頭がGⅠ馬という、高いレベルでの激闘が予想された。そしてそれは、主役不在ながらこれだけレベルの高いレースであるが故に、ここを勝てば一気にスプリント路線の主役の座につける事を意味していた。そんな中今年の1番人気に推されたのは、昨年このレースを勝ったレッドファルクス。今年に入ってからは着外なしという抜群の安定性を見せており、前走の安田記念でもきっちり3着に踏み込んでいる事が評価されての事だった。彼は勝って主役の座を手にすることが出来るか。はたまたライバル馬達が勝ってここから躍進していくのか、嫌が応でも注目の集まる所であった。

そしてレーススタート。ゲートが開いてまずポンと飛び出したのが4歳牝馬のワンスインナムーン。追走するダイアナヘイロー・フィドゥーシアあたりを振り切り、後続に終始1馬身ほどの差をつけてレースを進めた。注目のレッドファルクスは中団の内目でレースを進め、春秋連覇を目指すセイウンコウセイは、1度戦闘争いに参加するも、その後控えて中団より前目の位置につけていた。序盤で前がやりあっていた事もあって前半は速いペースになるかと思いきや、ふたを開けてみると前半3F33秒9という、このGⅠにしてはゆったりした流れに。こうなると有利なのは逃げるワンスインナムーン。まさにマイペースの逃げでレースを引っ張り、あわやというところまで逃げ粘り、3着に食い込んだ。

そんなワンスインナムーンをゴール前圧巻の脚で差したのが、1番人気馬レッドファルクスである。4角までは中団でじっと脚を溜めていた同馬は直線に入ると上がり33秒フラットという一気の末脚を見せて前をまとめて交わし、残り100mで先頭に。最後は内から伸びてきたレッツゴードンキの猛追をクビ差しのいでそのまま1着でゴール板を駆け抜けた。ここに史上3頭目のスプリンターズS連覇達成馬が誕生したのである。

勝ったレッドファルクスは父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモットという血統。連覇を決めた同馬だが、勝ち時計1分7秒6は昨年と全く同じ勝ち時計であり、また勝ち馬からシンガリまでのタイム差の0秒7と同じという、まさに昨年の再現をここに見せているかのうような結果となった。

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