【第34回】マイルCS  3歳馬ペルシアンナイト、激戦のマイルCSを撃破!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

待望のニキーヤ一族GⅠ初制覇!秋のマイル王はペルシアンナイト!

秋のマイル王決定戦、第34回マイルチャンピオンシップが19日京都競馬場で行われ、4番人気の3歳馬ペルシアンナイトがゴール前の混戦を制して優勝。このレースで鞍上のM.デムーロ騎手にとっては歴代最多タイとなる年間GⅠ6勝を達成した。

昨年までの絶対王者モーリスが引退し、2017年は群雄割拠の時代となったマイル路線。現実、春のマイル王決定戦、安田記念も7番人気-8番人気という波乱の決着となっていた。そんなマイル路線はこの秋3歳馬を交えてより混迷を増してきた。今回のマイルCSにおいて上位人気3番手までの馬が全て単勝5倍以内で収まった事がその一端を物語っている。

そして混戦にピリオドを打ったのは、やはりあの男だったのである。

大方の予想通り、ゲートが開いてまず真ん中から飛び出したマルターズアポジーがレースを引っ張る中、有力どころは挙って中団から後方の位置。前半半マイルの通過タイム46秒7と速いペースとなった事は人気どころにとっては好都合となったが、前日降っていた雨の影響でやや力のある馬場となっていた事もあり、仕掛けどころが勝負のカギを分けた。その中で最も上手い競馬をしたのが、この秋GⅠレースで1度も馬券圏内を外していない絶好調男M.デムーロ騎手。道中後方3番手で競馬を進め、徐々にポジションを上げながらも追い出しをギリギリまで我慢して最後に33秒9の脚を見せ、ゴール前馬群から体半分抜け出していたエアスピネルをギリギリで捉え、見事GⅠ初制覇を達成した。尚1番人気に推されたイスラボニータは直線の不利もあって5着に敗れた。

勝ったペルシアンナイトは父ハービンジャー、母オリエントチャームという血統。オリエントチャームといえばニキーヤの血を受け継ぐ追分ファームゆかりの血統で、その仔であるペルシアンナイトがGⅠを制覇したという事実は、吉田兄弟の末弟、追分ファーム代表者の吉田晴哉氏にとって、感慨深い1勝となった事だろう。

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