【第62回】有馬記念  キタサンブラック、有終の美!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

中山に響く「祭り」の歌声!キタサンブラック、有馬記念戴冠して最高の幕引き!

暮れの大一番、第62回有馬記念が24日中山競馬場で行われ、武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラックが鮮やかな逃げ切りを見せて優勝。このレースを引退レースと定めていた同馬にとって、この上ない有終の美を飾る結果となった。

2017年の競馬界を牽引した1頭の馬が子の有馬記念を最後に引退する。それが昨年の年度代表馬キタサンブラックである。彼の最後の勇姿を見ようと中山競馬場には10万人以上の競馬ファンが詰めかけた。単勝倍率1.9倍という高い支持率もその10万人の期待の表れだったという事が出来るだろう。

そして彼は、その10万人の期待に堂々と応えていくのである。

ゲートが開いて3番枠から飛び出したキタサンブラックは、持ち前のダッシュ力を見せてハナを獲り、そのまま後続に1馬身差をつけてレースを引っ張る展開に。ペースも最初の1000m61秒5とキタサンブラックに味方する形になったが、これも鞍上武豊騎手が自らの手綱捌きで作り出したものなのだろう。気付けばその1馬身差は最後の直線に入るまで崩れる事はなかったが、勝負どころに入り、隊列がぐっと縮まってくると、キタサンブラックもギアがまた1つ上げた。するとそこからぐいぐいと後続を突き放し、あっというまに3馬身差。その後並んで伸びてくるクイーンズリングとシュヴァルグラン、大外から飛んできたスワーヴリチャードなど中団待機勢に1馬身半差まで詰め寄られるも、余裕の走りで先頭ゴールを果たした。

勝ったキタサンブラックは父ブラックタイド、母シュガーハートという血統。このレースを制した同馬はこの勝利により歴代最多GⅠ勝利数となる7勝をマーク。また獲得賞金も18億7684万円となり、これまでテイエムオペラオーが持っていた最多獲得賞金18億3518万円を上回って、歴代1位となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました