【第111回】京都記念  クリンチャー、念願の重賞初勝利!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

強い4歳、上位3頭独占!クリンチャー、京都記念制覇!

春の中距離GⅠ路線の開幕を告げる伝統の一戦、第111回京都記念が11日行われ、藤岡佑介騎手騎乗の4番人気クリンチャーが最後の直線力強く抜け出し、後続に1馬身振り切って優勝。念願のJRA重賞初勝利を成し遂げた。

昨年の皐月賞、ダービー、秋華賞、エリザベス女王杯の勝ち馬が揃って参戦した今年の京都記念。その中でも最も注目を集めたのは、何と言ってもダービー馬レイデオロ。この後ドバイ遠征を控えている事もあって、単勝1.6倍の圧倒的支持を受けていた。

そしてレーススタート。ゲートが開いてクロコスミアが飛び出していく中、有力勢は中団から後方で競馬を進める。ただ前日から降る雨の影響で、とにかく時計の掛かる馬場となってしまい、前半1000mの通過タイムは63秒フラット。にもかかわらず逃げ馬には厳しく、逆に中団待機勢にはチャンスが生まれる流れになっていた。ただその流れを最も上手く掴んだのはGⅠ馬勢ではなく、重賞未勝利の4歳馬クリンチャーだった。内で有力馬より前目で競馬を進めていた本馬は、直線に入ると外から前を捕まえに行くレイデオロの内を突くと、先に最内で抜け出していたモズカッチャンをゴール前できっちりと捉え、外から猛追するアルアイン、レイデオロの追撃を1馬身振り切って見事1着でゴールした。

勝ったクリンチャーは父ディープスカイ、母ザフェイツという血統。昨年の3冠レース皐月賞4着、菊花賞2着と善戦していた本馬だったが、4歳初戦でようやく花開いた。、また本レースで4歳馬が1~3着までを独占したのは、年1回実施となった1984年以来初めての事となった。

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