【第92回】中山記念  4歳馬ウインブライト、春のGⅠ戦線に名乗り!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

重賞初制覇した思い出の舞台でウインブライト、中山記念制覇!

春の中山開催開幕を告げる伝統の一戦、第92回中山記念が25日行われ、松岡正海騎手騎乗の2番人気ウインブライトが早めの抜け出しからそのまま押し切り優勝。大阪杯への優先出走権を獲得した。

2014年以降、海外進出への前哨戦としてこのレースを使う馬が増えた為か、年々レースレベルが上がっている印象のある本レース。今年も10頭立てという少頭数ながら、GⅠ馬3頭を含む8頭の重賞馬が参戦して来た。その中で最も人気を集めたのが、昨年3歳馬でマイルCSを制したペルシアンナイト。今回1Fの延長となるが、中山では昨春に皐月賞で2着に入っており、距離・コース共に不安視される事はなく、単勝2.1倍という堂々の1番人気に推された。また2番人気にはアエロリット、ヴィブロスという2頭のGⅠ牝馬を押しのけて、この中山芝1800m重賞を勝っている4歳馬ウインブライトが、そのコース適性を買われて推される結果となった。

そしてこの2頭の4歳馬が明暗を分けるのである。

ゲートが開いて、大方の予想通り飛び出したのはマルターズアポジー。その後ろを4歳牝馬アエロリットが追う展開となり、ウインブライトは4番手の位置。ペルシアンナイトはやや出脚がつかずに最後方からの競馬となった。マルターズアポジーの大逃げで追いかけるアエロリットとは最大2馬身。その後3番手の馬とはそこから最大10馬身ほど間が空くという縦長の展開になり、さぞ速いペースになったかと思いきや、前半1000mの通過タイムは59秒2という、平均ペースよりやや早いかといったレベル。こうなると厳しくなるのは最後方のペルシアンナイト。直線に入ってメンバー最速の脚で猛然と追い込むも、前にはわずかに届かず、5着という結果に終わった。

一方、この流れに上手く乗ったのが2番人気のウインブライト。道中4番手から徐々にポジションを押し上げていくと、上手くコーナーを回りながら直線入り口で前の2頭に追いつき、残り150m付近で先頭に、その後粘るアエロリットと併せながら後続から猛追するサクラアンプルール、ペルシアンナイトらを上手く捌いて見事1着でゴール板を駆け抜けた。

勝ったウインブライトは父ステイゴールド、母サマーエタニティという血統。昨年春に重賞初勝利を挙げた時と同じ舞台の中山芝1800m戦で、重賞3勝目をマーク。またこれで2015年のヌーヴォレコルト以来4年連続で関東馬が勝利を収める結果となった。

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