【第78回】皐月賞 エポカドーロ、混戦の皐月賞に断!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

父譲りの大仕事達成!エポカドーロ、皐月賞制覇!

春の牡馬クラシック第一冠、第78回皐月賞が15日中山競馬場で行われ、戸崎圭太騎手騎乗の7番人気エポカドーロが早め先頭からそのまま押し切り、見事一冠を奪取。2011年にこのレースを制した父オルフェーヴルに次いで親子制覇を成し遂げた。

大本命と目されていた2歳王者ダノンプレミアムが突然の回避を発表し、一転混戦模様となった今年の皐月賞。その中で人気となったのが、弥生賞2着のワグネリアンとスプリングSを制したステルヴィオの2頭。いずれもダノンプレミアムの後塵を拝した経験があり、この好機に何とか1つ大輪を咲かせたいという意欲満々でレースに臨んできていた。ただ各馬とも能力に大きな差はなく、まさに実力伯仲、どれが勝ってもおかしくない状況だった。

そしてレーススタート。ゲートが開いてアイトーン、ジュンヴァルロ、ジェネラーレウーノの3頭が飛び出していく中、人気のワグネリアンは中団、ステルヴィオは後方3番手の位置につけてレースを進める。前の3頭が飛ばしたため、前半1000mの通過タイムは59秒2という速いペースとなっており、後方待機組には有利な流れのように見えたが、実はここで最も流れを引き寄せたのが2番手集団の先頭を走っていたエポカドーロ。何故なら、先頭との間は最大10馬身以上の差が出来ており、エポカドーロからすれば61秒という平均ペースで逃げているのと同じ形になっていたのである。2番手集団先頭の位置を保持したエポカドーロはコーナーを回りながら徐々にポジションを上げていき、残り100m、前で粘るジェナラーレウーノを捉えて先頭に立つと、そのまま2着のサンリヴァルに2馬身の差をつけてゴール。見事にクラシック一冠目を奪取した。また前日からの雨の影響で馬場が渋っていた事も彼に味方したのだろう。その証拠に後ろから追い上げたステルヴィオ、ワグネリアンの両頭は最後の直線追い上げるも前に届かず、それぞれ4着、7着という結果に終わった。

勝ったエポカドーロは父オルフェーヴル、母ダイワパッションという血統。所有する(株)ヒダカブリーダーズユニオンにとっては悲願のクラシック制覇、鞍上の戸崎圭太騎手にとっても、これまでクラシック挑戦23戦目にして初の栄冠を手にする事となった。また上位に入った3頭はいずれも非社台系生産馬であり、同レースで上位3頭を非社台系生産馬が占めたのは、1999年以来19年ぶりの事であった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました