【第23回】NHKマイルC  ケイアイノーテック、鬼脚一気でマイル王奪取!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

藤岡佑騎手、86戦目の正直!ケイアイノーテック、NHKマイルC制覇!

3歳のマイルGⅠ決定戦、第23回NHKマイルCが6日東京競馬場で行われ、6番人気のケイアイノーテックが直線後方2番手から一気の脚を見せて優勝。見事3歳マイル王に輝いた。手綱を取ったj藤岡佑介騎手はデビューから苦節15年目、GⅠ挑戦86戦目にして初めてのタイトル獲得となった。

出走メンバー中8頭が重賞勝ち馬という今年の本レース。その中でも1番人気に推されたのはメンバー中唯一重賞を2勝しているタワーオブロンドン。2歳GⅠも3着という実績もあり、単勝2.6倍という高い支持率を受けていた。ただその一方で出走馬18頭のうち約半分の8頭が単勝20倍以内となっており、まさに混戦という様相を呈していた。

そんな中レーススタート。ゲートが開いて内からテトラドラクマが飛び出していく中、その外からダノンスマッシュが絡んでいく。ただこれが2番人気の彼女にとってはかなりのプレッシャーになってしまった様子。それは前半半マイル46秒3というやや速いペースになってしまった点からも窺える。結局終始楽をすることが出来ず、直線に入って失速し、14着という結果に終わった。

一方1番人気のタワーオブロンドンは中団のインで脚を溜める作戦に出た。流れも向いて後は直線飛び出すだけだったが、いよいよここからというところで前が開かず、終いには他馬とぶつかる不利にも見舞われてしまった。結局この事が最後まで響き12着。

これに対し、この流れを最も上手く掴んだのが6番人気のケイアイノーテック。道中後方2番手でレースを進め、4角まで我慢に我慢を重ねた本馬は直線に入ると一気にギアを上げて末脚を爆発。気付けば前を走る16頭をごぼう抜きにし、最後は先に抜け出していたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気馬ギベオンをゴール直前でクビ差交わして、見事1着でゴール板を駆け抜けた。

勝ったケイアイノーテックは、父ディープインパクト、母ケイアイガーベラという血統。鞍上の藤岡佑介騎手は2004年のデビュー以来これまで重賞28勝を挙げながらもGⅠ勝ちは1つもなかったが、通算86回目の挑戦にして悲願のGⅠ初制覇を、弟藤岡康太騎手が初めてGⅠ制覇を達成した舞台と同じレースで成し遂げる結果となった。

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