【第68回】安田記念 平成最後の春のマイル王はモズアスコット!!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

重賞馬13頭を差し置いてモズアスコット、GⅠ初挑戦で安田記念制覇!

春のマイル王決定戦、第68回安田記念が3日、東京競馬場で行われ、連闘でレースに臨んだルメール騎手騎乗の9番人気馬モズアスコットが、最後の直線、馬群の中から力強く伸びて優勝。重賞初勝利をこの大舞台で達成する結果となった。

モーリスが引退した2017年以降、日本のマイル路線はまさに群雄割拠の時代が続いている。2017年以降、日本の古馬マイルGⅠで1番人気が勝利したケースは1度もなく、勝ち馬の平均人気は6.25。ただそのメンバーのレベルが決して低い訳では無い。現に今回も出走馬中7頭がGⅠ馬。重賞全部まで広げると16頭中13頭が重賞を勝っているメンバーとなっている。

ところが、このメンバーの中でレースを制したのは、重賞未勝利、GⅠ初挑戦の連闘馬、モズアスコットだったのである。

ゲートが開いてレーヌミノルとウインガニオンが飛び出していく中、スワーヴリチャード、ペルシアンナイト、サングレーザーなどの人気どころは挙って前目で競馬を進めていく。そんな中、モズアスコットはスタート中団につけるも、4角までにゆっくりとその位置を下げる競馬する。前半半マイル45秒5というやや速いペースになった事を考えると。ここは鞍上ルメール騎手の好判断だったと言えるだろう。結果、直線までじっと脚を溜めていたモズアスコットは前が空くと見るや、そこから鋭い伸びを見せてあっという間に前に取りつき、逃げ粘るアエロリットを捉えにかかった。そしてゴール前ついに前を交わして先頭に立つと、粘るアエロリット、外から差してきたスワーヴリチャードを抑えて見事1着でゴール板を駆け抜けた。

勝ったモズアスコットは父Frankel、母インディアという血統。連闘でのGⅠ制覇はグレード制導入後3度目の快挙だったが、振り返れば最初のケースは平成最初の安田記念での事だった。思えば今回は平成最後の安田記念となる。これにより平成の安田記念は連闘出走馬に始まり、連闘出走馬に終わる結果となった。

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