【第23回】ユニコーンS ルヴァンスレーヴ、圧巻のレコード勝ち!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

これぞ2歳ダート王の貫録!ルヴァンスレーヴ、ユニコーンSを圧勝!

3歳馬にとって初のJRAダート重賞、第23回ユニコーンSが17日、東京競馬場で行われ、M.デムーロ騎手騎乗のルヴァンスレーヴが1番人気に応えて見事なレコード勝ち。2歳ダート王の貫録を存分に見せつける結果となった。

地方競馬との兼ね合いなのか、なぜか中央競馬ではこの時期になるまで3歳のダート重賞がない。それでも能力の高い馬はどうしても中央に集まり、現に毎年話題の3歳ダート馬はやはり中央組から出て来ている。そんな中、今年の注目はルヴァンスレーヴ。デビュー戦で後続に7馬身の差をつける圧勝劇を見せるとその次のプラタナス賞をレコード勝ち。その勢いのまま全日本2歳優駿を制した。ところが前走3ヶ月振りの前走ではまさかの2着に敗れており、今回の一戦はその巻き返しを図る一戦となった。ただそれを阻もうとする相手も格段にレベルアップしており、3歳のOP特別を勝ったハーベストムーンやグリム、良血馬グレートタイムなど、骨のあるメンバーが揃う形になった。

それでもルヴァンスレーヴは2歳王者のプライドを見せつける。

ゲートが開いて最内からセイウンクールガイが飛び出し、馬群を引っ張っていくなか、ルヴァンスレーヴは無理せずに後方待機策を取る。それをみてか、ライバル馬も軒並み中団から後方で競馬をする作戦に出た。前半半マイルの時計が47秒1だから、それほど早いペースという印象はなく、現にハナを取り合ったホウショウナウとセイウンクールガイがそれぞれ4,5着に入っているところを見ると、前が十分残る事の出来る展開だったという事なのだろうが、やはり有力馬は強かったという事なのだろう。後方で待機していたルヴァンスレーヴは勝負どころでじわじわとポジションを押し上げていくと、直線入り口では完全に前を射程に。そこからの脚は物凄く、気づけば後続に3馬身以上差をつける快勝劇となった。勝ち馬を見ながら飛び出していったグレートタイム、エングローサーも良い伸びを見せていたが、さすがに勝ち馬の勢いを抑える事は出来なかった。

勝ったルヴァンスレーヴは父シンボリクリスエス、母マエストラーレという血統。鞍上のM.デムーロ騎手はこれで早くも今季重賞9勝目となるが、JRAの3歳ダート重賞を制するのはこれが初めてとなる。今後は大井のジャパンダートダービーに照準を合わせていくが、過去10年で本レースとJDDを連勝したのは2015年のノンコノユメただ1頭で、彼が3年ぶりの快挙を達成できるかどうかも注目である。

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