【第59回】宝塚記念 春のグランプリホースは伏兵ミッキーロケット!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

和田竜二騎手17年ぶりのGⅠ制覇!ミッキーロケット、宝塚記念を快勝!

春競馬を締めくくる大一番、第59回宝塚記念が24日阪神競馬場で行われ、和田竜二騎手騎乗の7番人気馬ミッキーロケットが早め先頭からそのまま後続勢を振り切り優勝。待望のGⅠ制覇を成し遂げた。

2018年春のグランプリはファン投票上位10傑のうち出走がわずかに3頭という、ファンにとっては少し寂しい顔ぶれとなったが、それでも今年は21年ぶりの外国馬参戦などもあり、中身の濃いメンバーでのレースとなった。その中でも最も注目を集めたのがファン投票1位となった一昨年のグランプリホース、サトノダイヤモンド。昨年はフランス遠征も果たした同馬だったが、その後なかなか勝ち切れていないレースが続いている事もあって、ここで復活を望むファンが押し上げたものだった。ただ他にも連覇を狙うサトノクラウン、久々に福永騎手とのコンビが復活したヴィブロスなどもおり、1番人気に推されたサトノダイヤモンドすら3.9倍という高い単勝配当となっており、10番人気馬まで単勝15倍以内でおさまっていた。

そんな混戦の中レースがスタート。ゲートが開いて真ん中から飛び出したサイモンラムセスがペースを作っていく展開の中、注目のサトノダイヤモンドは後方から。最初の1000mの通過タイム59秒4とやや速いペースで流れた事もあって、サトノダイヤモンドには向く展開になったかと思いきや、バテた馬が前にいた為外を回らされる結果になり、鞍上曰く最後は馬が止めてしまったとの事。結局6着というファンからしても煮え切らない結果となってしまった。

対して快心のレースを見せたのが、7番人気の5歳馬、ミッキーロケット。スタート出たなりで好位の内につけた同馬は、折り合いをつけたままジワリと前に進出。4角から直線に入る前に先頭に立つとそのまま後続を振り切り、最後は香港馬ワーザーの猛追をもクビ差凌いで見事先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったミッキーロケットは父キングカメハメハ、母マネーキャントバウミーラヴという血統。鞍上の和田竜二騎手は2001年春の天皇賞のテイエムオペラオー以来、実に約17年ぶりの中央GⅠ制覇。テイエムオペラオーは先月心臓まひでこの世を急逝しており、和田騎手にとっては17年前の盟友に向けての餞となった勝利となった。

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