【第13回】キーンランドC ナックビーナス、鮮やかな逃げ切り勝ち!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

人馬共に悲願の重賞初制覇!ナックビーナス、キーンランドC制覇!

夏の札幌で繰り広げられる電撃のスプリント重賞、第13回キーンランドCが26日行なわれ、J.モレイラ騎手騎乗のナックビーナスが1番人気に応えて見事な逃げ切り勝ち。重賞初勝利を飾ると共に、9月末に行われるGⅠスプリンターズSの優先出走権を手に入れた。

同じ洋芝コースという事もあってか、前走函館SSの上位組が強いこのレース。特に前走函館SSで馬券になった牝馬は過去10年で7頭いて3勝3着2回という好成績を収めていた。そして今回も本レースの1番人気に推されたのは、前走函館SSで3着に入った5歳牝馬のナックビーナス。鞍上も香港の名手J.モレイラ騎手に替わり、初の重賞獲りに向けて準備万端といったところだった。

そしてその周到な準備は最高の結果に繋がる。

ゲートが開いてポンと飛び出したナックビーナスは、そのまま押してハナを主張し敢然と先頭に立つ。ただ後ろから仕掛けてくる馬もいなかった為、前半3Fの通過タイム33秒7と結果的に淀みない流れの中で彼女が引っ張る形になった。彼女は終始後続の1馬身前を走っていたが、3角で徐々に差を詰めて来ると見るや、そこから一段階ギアを上げて、直線に入ると後続を突き放しにかかった。その差はあれよあれよという間に開き、気づけば後続に2馬身半の差をつける完勝劇。これまで重賞で惜敗続きだった戦績に、見事ピリオドを打つ事が出来たのであった。

ナックビーナスは父ダイワメジャー、母レディトゥプリーズという血統。同レースで逃げ切ったのは2012年のパドトロワ以来6年ぶり、また1番人気馬が勝利を収めたのは意外にも2011年のカレンチャン以来7年ぶりの快挙だった。そしてそれ以上に意外だったのは鞍上のJ.モレイラ騎手が国内重賞初勝利という事だった。

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