【第54回】新潟記念 ブラストワンピース、35年ぶりの快挙達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

今秋、菊の舞台へ視界良し!ブラストワンピース、新潟記念制覇!

夏の新潟開催を締めくくる伝統重賞、第54回新潟記念が2日行なわれ、池添謙一騎手騎乗の3歳馬ブラストワンピースが馬場の大外見事な差し脚を見せて優勝。秋の大一番、菊花賞に向けて、幸先良い滑り出しを決めた。

本レースにおいて3歳馬は分の悪いレースが続いていた。何せ3歳馬はこのレース1983年アップセッター以来35年間勝ち星がない。やはり3歳馬がこの時期に古馬一線級とやり合うのは厳しいという事か。そんな中今回単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推されたのが、3歳馬ブラストワンピース。ダービー5着馬が秋に向けてここから始動というケース、35年ぶりの3歳馬優勝という期待が高まってのものだった。

そしてその3歳馬はファンの期待以上の走りを見せてくれた。

2コーナー奥から3コーナーまで948mの直線が続く。その長い直線をスタートから勢いよく飛び出していったのがマイネルミラノ。持ち前のダッシュで後続を突き離し、最大3馬身ほどの差をつけて後続を引っ張っていく。ただ最初にスズカディープ辺りが後ろから突く形になってしまったのが影響したか、前半1000m59秒2という速い流れに。こうなると後方待機策を取った馬達に有利になっていくのだが、ブラストワンピースはこの恩恵を存分に受ける形となった。最内スタートとなったブラストワンピースは後方3番手でゆっくりと外に持ち出しながらコーナーに入っていき、カーブの遠心力を活かして大外まで持ち出しながら659mの直線に入っていく。ここからは新潟芝コースのセオリーに従い、外ラチいっぱいまで馬を持っていくとそこからはレベルの違う脚を見せて後続をアッサリと突き放し、最後は詰め寄るメートルダールを2馬身ほど振り切ってそのままゴールへ。3歳馬で斤量54kgという事も功を奏したのかもしれないが、それにしても着差以上に強い勝ち方で、秋の菊花賞に向けて弾みのつく一戦となった。

ブラストワンピースは父ハービンジャー、母ツルマルワンピースという血統。3歳馬がこのレースを制したのは35年ぶりというのは前述の通りだが、3歳馬が馬券に絡むこと自体1993年のリワードプランダー以来であり、現在のコースになってからは初めてのケースとなった。またこの1勝により鞍上の池添謙一騎手は全場重賞制覇まであと福島1場を残すのみとなった。

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