【第69回】毎日王冠 紅一点アエロリット、秋初戦を見事な逃走劇で決める!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

古馬混合重賞4戦連続連対達成!アエロリット、鮮やかに毎日王冠を逃げ切る!

秋の古馬GⅠ路線を占ううえで重要な一戦となる第69回毎日王冠が7日、東京競馬場で行われ、J.モレイラ騎手が騎乗する、メンバー中唯一の牝馬アエロリットが1番人気に応えて見事優勝した。

天皇賞秋からJC、有馬記念と続く秋の古馬GⅠ3連戦。ここに直結するレースとして毎年一線級の馬たちが集まり、かつてサイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの3頭が揃った1998年の第42回に関しては「史上最強のGⅡ」と呼ばれる程のレベルのものもあった。そんな中1番人気に推されたのは紅一点のアエロリット。牝馬ながら前走の安田記念では2着を堅守しており、まさに「男勝り」の競馬を続けていた。しかも今走は鞍上に香港のトップジョッキー、J.モレイラ騎手を迎え、まさに秋初戦に臨む態勢としては万全といったところだった。

そしてその状態が、まさにレースで最高の結果に導くのである。

ゲートが開くとアエロリットは持ち前のスピードで飛び出し、敢然と先頭に立つ。その後すぐにステファノス、レアリスタあたりがハナを獲りに仕掛けてみるが、彼女はマイペースで突き放して1頭悠然と隊列を引っ張る形に。最初の1000m59秒0と前半かなり速いペースになったようにみえたが、アエロリットは涼しい顔のまま後続に1馬身の差をつけたまま直線へ。コーナーを回りながら隊列はずっとグッと縮んで来るが、逃げるアエロリットにはなかなか追いつけない。それもそのはず。前半あれだけ速いペースで逃げながら、上がり3Fを33秒8でまとめられては後続はたまったものではない。メンバー最速である上がり3F33秒2で追い込んで来たステルヴィオにさえ1馬身以上の差をつけて、彼女は鮮やかな逃走劇を見せたのである。

アエロリットは父クロフネ、母アステリックスという血統。アエロリットはこの1勝により、牡馬混合重賞4戦連続連対を達成。次走はどのレースに進むかはまだ未定との事だが、秋戦線に向けて最高のスタートを来た事は間違いないようである。

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