【第79回】菊花賞 フィエールマン、デビュー4戦目で大輪咲かす!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

ルメール2週連続重賞負けなし!クラシック最終戦を制したのはフィエールマン!

牡馬クラシック最終戦、第79回菊花賞が21日京都競馬場で行われ、C.ルメール騎手騎乗のフィエールマンが、ゴール前エタリオウとの壮絶な叩き合いを制して優勝。レース史上最少となるデビュー4戦目にしての戴冠という快挙となった。

「強い馬が勝つ」といわれる3冠クラシック最終戦だが、今年は前哨戦の神戸新聞杯を制したダービー馬のワグネリアンが天皇賞秋に回り、本当に強い馬を決めるにはやや物足りない顔ぶれとなった印象があった。参戦して来たGⅠ馬は皐月賞馬のエポカドーロとホープフルSのタイムフライヤーがいるが、前者は距離、後者は近走実績に不安があり、そこまでの信頼が置かれているものではなかった。そんな中1番人気に推されたのは、前走新潟記念で古馬を撃破した実績を持つブラストワンピース。ただ単勝配当において2番人気に推されたエタリオウとの差は僅かで、まさに何が勝ってもおかしくないという混戦模様と言えた。

そんな時レースを決めるのは、やはり鞍上の腕なのかもしれない。

ジェネラーレウーノ、アイトーン、メイショウテッコンと前に行くであろうと思われていた馬が複数いた為、ペースは速くなるものと思われた。ところがハナを獲ったジェネラーレウーノに対し、誰も仕掛けに行かなかった為、前半1000m1分2秒7という、想像以上にゆったりとしたペースになってしまった。こうなるとレースはラストの決め手勝負となる。こうなるとダービーで逃げて2着に粘った皐月賞馬エポカドーロなどにとっては厳しい展開。距離不安も的中してしまう形と合いまって、同馬は結局8着に終わった。また1番人気に推されたブラストワンピースも最後良く伸びてはいたが、切れ負けした形で4着までという結果となった。

一方、このレースで最高の決め手を見せたのが、C.ルメール騎手騎乗のフィエールマン。重賞未勝利という事もさることながら、ここまでまだ3戦しかこなしていないという経験の少なさから7番人気と評価を落とす形になっていたが、道中馬群の中団で折り合って脚を溜めていた同馬は、最後の直線、前が空くのを見るやそこから一気に脚を伸ばして先団に。そこから先に抜け出していたエタリオウの内にとりついてからはゴール板まで激しいデッドヒートとなり、最後はエタリオウをハナ差抑える形でゴール板を駆け抜けた。

勝ったフィエールマンは父サンデーサイレンス、母リュヌドールという血統。鞍上のC.ルメール騎手はこれで今年GⅠ5勝目となり、通算GⅠ19勝目。また10月13日の府中牝馬Sから重賞実施機会4連勝となり、JRA記録となる5連勝まであと1つとなった。

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