【第18回】JBCクラシック ケイティブレイブ、念願の中央場所重賞勝利!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

2年10ヶ月振りの中央場所勝利!ケイティブレイブ、淀のJBCクラシックを制覇!

砂の祭典ジャパンブリーディングファームズカップ(以下JBC)が4日、京都競馬場で行われ、その中の1つ、JBCクラシックでは福永祐一騎手騎乗の3番人気馬ケイティブレイブが前を走る1番人気馬サンライズソアをゴール前抜き去り、最後は外から追い上げるオメガパフュームを0秒1抑えて優勝。地方回りで力をつけてきた中央砂の雄が、悲願の中央場所での重賞初制覇を達成した。

2001年に創設されたJBCだが、平成最後となる本会は、初めて中央場である京都競馬場で行われる事となった。「JBCの魅力をより多くの競馬ファンに伝える為」というのが目的との事だが、この事により地方競馬主体のレースであるにもかかわらず、各レースに出走する地方所属馬が4頭以下に留まってしまった事は、1つ残念な事であったかもしれない。ただ中央所属馬が多く出る事によりレースレベルも昨年までと比べても格段に上がる事も事実。その分、主催者の目論みどおり、より魅力的なレースが繰り広げられる事は間違いなかった。

ただその中で、中央重賞未勝利馬が本レースを制した事は、ある意味最高の結末となった。

ゲートが開いて、まず果敢にハナを獲りに行ったのが、1番人気のサンライズソア。今回と同じコースで行われる平安Sの勝ち馬であるうえに、鞍上が絶好調のルメール騎手と来れば、この支持率も十分頷けた。本馬が快調に飛ばしていく中、中団で前を伺っていたのが、交流重賞を8勝しているケイティブレイブ。ところがこれだけ交流重賞を勝っているにも拘らず、中央場では未勝利、500万クラスの2勝しかしておらず、実に約2年10ヶ月間、勝ち星がなかった。そんな不安材料が押し出される形となったのか、評価は3番人気に甘んじていたが、今日のケイティブレイブは一味違ったのである。

向こう正面で先行勢のペースが上がるも、ケイティブレイブはぐっと我慢してスタミナを温存。その後3コーナーでゴーサインが出されると一転、力強い脚取りで先団にとりつき、直線に入ると逃げるサンライズソアを猛追。そこから残り150m、遂に先頭に立つと最後は外からおいつめる2番人気馬オメガパヒューム(こちらも中央重賞勝利馬)を3/4馬身振り切り、見事1着でゴールした。

勝ったケイティブレイブは父アドマイヤマックス、母ケイティローレルという血統。父が芝の短距離GⅠ馬、母父が芝の長距離GⅠ勝ち馬という血統が、ダート戦で名を挙げるというのは非常に興味深いが、同馬はここから中央競馬ダート戦の最高峰、チャンピオンズCに駒を進め、真のダート王としての真価を問う。

 

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