【第43回】エリザベス女王杯  リスグラシュー、シルバーコレクター返上!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

8度目の正直!悲願のGⅠ初制覇!リスグラシュー、エリザベス女王杯戴冠!

秋の最強女王決定戦、第43回エリザベス女王杯が11日、京都競馬場で行われ、J.モレイラ騎手騎乗の3番人気リスグラシューが、最後の直線素晴らしい末脚を見せて見事な差し切り勝ちを見せ、悲願のGⅠ初戴冠を成し遂げた。

3冠3歳馬アーモンドアイが不在となった今年のエリザベス女王杯は、レース前から混戦模様の様相を呈していた。昨年の勝ち馬モズカッチャン、GⅠ2着4回もあと一歩GⅠ奪還に手が届いていないリスグラシュー、前走京都大賞典で牡馬勢に肉迫する走りを見せたレッドジェノヴァなどの古馬勢に対し、秋華賞前哨戦を快勝するも、秋華賞を避けてここに照準を合わせて来たノームコア、秋華賞3着の雪辱に燃えるカンタービレの3歳馬勢がどこまで食い下がるか?主役不在の女王決定戦、淀の舞台は激戦となる雰囲気に満たされていた。

その混戦ムードを断ち切ったのが、1頭のGⅠ奪取に対する思いだったのかもしれない。

ゲートが開いてまずハナを獲ったのが、岩田康誠騎手騎乗のクロコスミア。終始1馬身のリードをキープしたままレースを引っ張っていった。その状態で最初の1000m61秒4でまとめたのは、岩田騎手のなせる業だったかもしれない。3コーナーから徐々にペースを上げ、直線に入る頃には3馬身のリードをつけていた。まさにこのまま逃げ切るかと思われた瞬間、大外から凄い脚で飛んできたのがGⅠ初戴冠に燃えるリスグラシューだった。

課題だったスタートをクリアし、五分で飛び出す事の出来たリスグラシューは、そのまま中団でレースを進めて直線へ。そこからメンバー最速33秒8という豪脚を繰り出してあっという間に前を捉え、ついには逃げるクロコスミアをクビ差差し切ってそのままゴール。GⅠ8回目の挑戦にして、初の大願成就となった。

勝ったリスグラシューは父ハーツクライ、母リリサイドという血統。リスグラシューにとってもGⅠ初戴冠となったが、鞍上のJ.モレイラ騎手にとっても悲願のJRAGⅠ初勝利となった。同騎手は9RでJRA通算100勝もマークしており、Wで嬉しい1日となった。

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