【第68回】中山金杯  2019年JRA重賞の幕開けを決めたのはウインブライト!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

0コンマ3秒の大混戦を制しウインブライト、中山金杯制覇!

2019年最初の重賞となる第68回中山金杯が5日行なわれ、松岡正海騎手騎乗の3番人気馬ウインブライトが大混戦となった最後の直線を半馬身制して優勝。重賞4勝目を挙げた。

2019年中央競馬のスタートは前年のリーディング騎手1位・2位となったC.ルメール、M.デムーロ両騎手のいない幕開けとなった。ただその分他の日本人騎手はここをチャンスと気を吐く。その中でも安定したスタートダッシュを決めたのが昨年4000勝を決めた武豊騎手。2日間で6勝という上々の成績をおさめた。そんな武豊騎手、今年最初の重賞でも1番人気に推される。メンバー中上位6頭が単勝1ケタ台という混戦の中、同級生・池江泰寿調教師とのコンビで重賞初制覇を狙うマウントゴールドが単勝3.1倍という頭1つ抜け出す形となった。

ところが蓋を開けてみると、マウントゴールドは出遅れが響いて12着と惨敗。ここで意地を見せたのはやはり実績馬だったのである。

ゲートが開いて最内からタニノフランケルが飛び出していき、その後ろに昨年のダービー3着馬コズミックフォースがついていく。ただその2頭の逃げに力むようなところは見られず、全体の流れとしては淡々としており、最初の1000mも59秒9という絵にかいたような平均ペース。隊列も10馬身の中にほとんどの馬が位置している状態で、まさにどれが勝つか最後までわからない状態だった。そして更に3角からその隊列はみるみる縮まっていき、団子状態のまま直線に。また逃げたタニノフランケルは最後まで驚異的な粘りを見せ、あわや逃げ切りかという走りで3着に好走した。

そんな中その激戦を制したのが、重賞3勝の5歳馬ウインブライト。中団待機策でレースを進めてきたウインブライトは4角手前から進出を開始し、追ってバテない強みを存分に活かす走りで最後のゴール前団子から半馬身抜け出したところがゴール。意地の重賞4勝目をマークした。0コンマ3秒の間に勝ち馬から11着のマイネルハニーまでがひしめく大混戦だった事を考えると、ゴール後に鞍上の松岡正海騎手の見せたガッツポーズは印象的なものであった。

勝ったウインブライトは父ステイゴールド、母サマーエタニティという血統。2着には同じステイゴールド産駒のステイフーリッシュが入り、平地重賞でステイゴールド産駒がワンツーを決めたのは2017年7月の中京記念以来通算3度目の事となった。

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