【第59回】京成杯  ラストドラフト、デビュー2連勝で重賞初制覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

ノヴェリスト産駒悲願の重賞初制覇!ラストドラフト、京成杯制覇!

2019年牡馬クラシック戦線を占う最初の重賞となる第59回京成杯が14日中山競馬場で行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の4番人気馬ラストドラフトが2番手追走から直線力強く抜け出して優勝。見事デビュー2連勝で重賞初制覇を成し遂げた。

春の皐月賞と同じ舞台で行われる本レース。ここで好走した馬がクラシックの上位に食い込む事はしばしば見受けられる事もあり、1月の重賞とはいえ注目度は高い。ただ今年は上位4頭までが単勝5倍台でひしめくという混戦で、どの馬が勝ってもおかしくないものであった。そんな中特に注目されていたのが昨年暮れに同コースで行われた葉牡丹賞組。レースレコードでこのレースを制したシークレットランと、その馬に0秒2差で2着となった良血馬ランフォザローゼスが単勝3倍台で人気を分け合う形となっていた。

ただ最終的にファンをあっと言わせたのは、桜花賞馬マルセリーナを母に持つ、1戦1勝馬だったのである。

ゲートが開いて真ん中からジェベルムーサの弟カテドラルが飛び出していくと、その後ろにマルセリーナの仔ラストドラフトはピッタリと追走。そして更にその後ろにエアグルーヴの仔がつけ、葉牡丹賞レコード勝ちのシークレットランは馬群の中団でレースを進める作戦に出た。この日の中山が差し有利の流れにあった事を考えると、シークレットランにとってこの位置は絶好に見えたが、その意に反して最初の1000mが61秒1とかなりゆったりした流れに。結果最後は勝ち馬と脚色が一緒になってしまい、道中の着差を詰めることが出来ずに4着に終わった。

一方、この流れを上手く味方につけたのが、2番手追走していたラストドラフト。理想的な流れからマイペースの形でレースを進めていた本馬は、直線入り口で前を交わして先頭に。その直後外から追いかけてきたランフォザローゼスに並ばれる場面もあったが、持ち前の瞬発力を見せてあっという間に1馬身半突き放し、そのままそのリードを保ってゴール板を駆け抜けた。

勝ったラストドラフトは父ノヴェリスト、母マルセリーナという血統。父ノヴェリストに関しては2017年に産駒がデビューして以来、15回目の挑戦にして、初の重賞制覇という悲願を成し遂げた。

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