【第33回】根岸S  コパノキッキング、4連勝で重賞2勝目達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

舞台が砂でも主役は4歳世代!コパノキッキング、根岸S制覇!

冬の東京開催開幕を告げる伝統のダート重賞、第33回根岸Sが27日東京競馬場で行なわれ、O.マーフィー騎手騎乗の2番人気コパノキッキングが最後の直線素晴らしい伸び脚を見せてゴール前で先を走るユラノトを交わして優勝。4連勝で重賞2勝目を挙げた。

昨年の最優秀ダートホース、ルヴァンスレーヴが脚部不安で回避してしまった事で、今年のフェブラリーSは一層混沌として来ている。一昨年の最優秀ダート馬ゴールドドリーム、暮れの東京大賞典勝ち馬オメガパフューム、昨秋のJBCクラシック勝ち馬ケイティブレイブなどの実績馬から前走東海Sでダート戦6連勝を決めた今勢い1番のインティまで、例年にない混戦模様になっているのだ。そしてその混戦を占ううえで最高の指針となるのが、ここ3年連続で複勝圏内に勝ち馬を送り込んでいるこの根岸Sなのである。

そんな今年の根岸Sを制したのは、勢いに乗る4歳馬だったのである。

ゲートが開いて大外からマテラスカイが飛び出していく中、人気どころは挙って中団待機策。結局マテラスカイが伏兵の先行勢と前を引っ張る形になった。最初の800m47秒1と、飛び抜けて速いペースにはならなかったが、馬場がパサパサに乾いていた分、先行勢には厳しい流れに。現実先行勢は最後の直線で全て馬群に沈んだ。一方人気勢に関してはお誂え向きの流れになったが、その中で真っ先に抜け出したのが逃げ馬をやや後ろで見ながら競馬を進めていたユラノト。好位から余裕を持って先団に取りつき、残り1ハロンで満を持して先頭に。そこから後はゴールまで1人旅・・・のはずだったのだが。それを許さない馬が外から飛んできたのである。それが現在3連勝中の4歳馬コパノキッキングであった。

中団でじっくり脚を溜めながら競馬を進めていたコパノキッキングは4角手前からゆっくりと進出を開始。そして直線馬場の真ん中で一気にギアを上げると、あっという間に前を捉え、最後は早め先頭から押し切ろうとするユラノトをゴール前1馬身ほど捉えてゴール。前走カペラSに続く重賞2連勝で、堂々フェブラリーS獲りに名乗りを挙げたのである。

勝ったコパノキッキングは父スプリングアットラスト、母セラドンという血統。レース後、オーナーのDr.コパこと小林祥晃氏は、藤田七菜子騎手の手綱でフェブラリーSに参戦する事を表明。藤田七菜子騎手にとっては、JRA史上初の女性GⅠ騎乗という大役を仰せ使う事となった。

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