【第69回】東京新聞杯  4歳馬インディチャンプ、3連勝で重賞初制覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

12年の1番人気ジンクス破る快勝!インディチャンプ、東京新聞杯制覇!

今春の古馬マイル戦線を占ううえで重要な一戦となる伝統のマイル重賞、第69回東京新聞杯が3日行なわれ、福永祐一騎手騎乗のインディチャンプが1番人気に応えて見事に優勝。初の重賞制覇を3連勝で達成した。

近年主役不在の混戦模様が続くマイル戦線を象徴するかのように今年の東京新聞杯も上位実力伯仲というメンバーが揃った。昨年秋に今回と同じ東京芝マイルで行われる重賞、富士Sを制したロジクライを筆頭にマイル重賞を制した事のある馬が6頭に加え、最強世代と言われる現4歳勢が5頭参戦と、世代対抗戦の様相も呈して混戦を極めていた。そんな中1番人気に推されたのはここまで6戦4勝の4歳馬、インディチャンプだった。前走5ヶ月振りのレースだったにも拘らず、初の古馬混合準OPをものともせず2着以下に3馬身の差をつけて快勝した能力の高さが評価されてのものだった。

そして彼はその評価にキッチリと応えていくのである。

ゲートが開いて外から飛び出していったショウナンアンセムが隊列を引っ張っていくなか、注目のインディチャンプは出負けして後方から。早い段階で中団まで押し上げたが、無駄に使う事になってしまったその脚が、最後に響いてこないか不安な序盤となった。しかしその考えはアッサリ杞憂に終わる。引っ張るショウナンアンセムが直後につけるロジクライに突かれたのか、飛ばすショウナンアンセムにロジクライが譲らなかったのか定かではないが、気づけば前半半マイル45秒7と、前日同コースで行われた準OPレースのそれより2秒も速いペースとなっていた。こうなるといくら重賞勝ち馬といえども厳しい流れ。最後は2頭ともピタッと脚が止まり、結局ロジクライは9着、ショウナンアンセムはシンガリ負けを喫する結果となった。

一方出負けしたインディチャンプにはお誂え向きの流れに。中団でじっくり溜めていた脚を4角手前から放出させると、最後の直線内からスルスルと伸びてあっという間に先団に取りつき、残り200mで堂々先頭に。そのまま急追するレッドオルガ、サトノアレスをキッチリ半馬身抑えてそのまま先頭でゴール板を駆け抜けた。勝ち時計は1分31秒9。2010年にマークされた1分32秒1をコンマ2秒更新するレースレコードとなった。

勝ったインディチャンプは父ステイゴールド、母ウィルパワーという血統。近年1番人気が苦戦するという事で有名な重賞だったが、同馬は2007年のスズカフェニックス以来、実に12年ぶりの1番人気勝利を達成。長らく続くジンクスを見事破る結果となった。

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