【第63回】大阪杯 アルアイン、2年振りの大輪開花!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

北村有一騎手、悲願のGⅠ達成!アルアイン、大阪杯制覇!

春の古馬中距離GⅠ一戦目、第63回大阪杯が31日阪神競馬場で行なわれ、北村友一騎手が騎乗する2017年の皐月賞馬アルアインが、9番人気という低評価を覆して見事優勝。2年振りの勝利をGⅠという大舞台で飾った。

GⅠに昇格して今年で3年目となる本レース。今年は昨年の年度代表馬アーモンドアイや一昨年のダービー馬レイデオロ、昨年の勝ち馬スワーヴリチャードなどが地球の裏側へ遠征しており、メンバーがやや手薄になるかと思いきや、それでも出走馬14頭中8頭がGⅠ馬という豪華な顔ぶれになった。そんな中、1番人気に推されたのは昨年のグランプリホース、ブラストワンピース。最強世代と謳われた現4歳世代の中にあって、その先頭を走る本馬が、春初戦どのような競馬を見せるか注目が集まっていた。

ところが相手はGⅠ馬7頭を含む強豪ばかり。そう易々と自分の競馬はさせてもらえない。

無事ゲートを飛び出したまでは良かったが、スタート後他馬に押し込められて位置取りが後ろになってしまった。ペースも最初こそ先行馬のハナの取り合いになったが、1コーナーに入る頃にはエポカドーロが引っ張る形となってすぐに落ち着き、前半1000mは61秒3という、むしろスローな流れに。こうなるとブラストワンピースには厳しく、直線に入って良い脚は使っているものの、脚色が他馬と一緒になってしまい、結局6着という結果に終わった。

一方、この舞台で気を吐いたのが一昨年の皐月賞馬アルアイン。2017年に皐月賞を勝って以来、ここまで海外含めて10戦をこなして来たが、何れも善戦止まりで勝利まであと一歩というレースが続いていた。ところが今回はブリンカーをつけて2戦目で慣れてきた効果が表れたか、スタート直後折り合いがついたまま道中は好位で競馬を進め、そこから勝負どころで内からポジションを上げていくと直線入り口でうまく前を捌いて先団にとりついた。そして最後は先に抜け出していたキセキとの叩き合いを制し、更に内から追い詰めるワグネリアンを抑えて見事2年振りにトップでゴール板を駆け抜けた。

勝ったアルアインは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティという血統。鞍上の北村友一騎手にとっては46回目の挑戦にして悲願のJRAGⅠ初制覇となった。

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