【第159回】天皇賞(春) フィエールマンが平成最後のGⅠ馬に!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

C.ルメール騎手八大競走完全制覇!フィエールマン、天皇賞(春)制覇!

平成最後のGⅠレースとなる、第159回天皇賞(春)が28日、京都競馬場で行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気馬フィエールマンが最後の直線、グローリーヴェイズとの叩き合いをクビ差制して優勝。昨年秋の菊花賞以来、2つ目のGⅠ奪取となった。

振り返れば平成最初の天皇賞(春)は第99回。勝ち馬は地方競馬出身だったイナリワン。鞍上は若き天才武豊騎手で、その後同騎手は春の天皇賞を4連覇する事になる。その武豊騎手は平成最後となる本レースに香港遠征で不参加。メンバーも13頭中GⅠ勝ち馬僅かに1頭。更にはレース前有力視されていたシャケトラが不幸に見舞われたという経緯もあり、平成という時代を締め括るにはやや淋しいレースとなってしまった。

しかしレースは次の時代を迎えるに相応しい結果をC.ルメール騎手がもたらしてくれた。

ゲートが開いて内からヴォージュが飛び出していく中、人気のフィエールマンは中団待機でレースを進める。前半はずっと1F11秒後半から13秒台という緩やかなペースで進んでいたものの、勝負所まで前で牽制が続いていた事もあって、時計以上に先行勢には厳しい流れとなった。結果先行勢は総崩れ。一方スローだった分直線勝負に賭けた追込み勢の出る幕もなかった。

替わって結果を出したのは中団待機から早めに仕掛けてみせたマクリ勢。そしてその代表格がフィエールマンだったのである。道中馬群のちょうど真ん中あたりにいたフィエールマンは3角前から徐々に進出を開始し、コーナーを回りながら一気にマクリを掛け、直線入る頃には先頭に立っていた。そこからは同じく中断からマクリを見せていたグローリーヴェイズと、一気に後続を突き放して一騎打ち。300m以上の叩き合いを見せた結果、最後はグローリーヴェイズをクビ差抑えてゴール板を駆け抜けた。

勝ったフィエールマンは父ディープインパクト、母リュヌドールという血統。鞍上のC.ルメール騎手はこれで今年4月のGⅠ3戦全勝のうえ、JRA史上3人目となる八大競走完全制覇という快挙を成し遂げた。

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