【第24回】NHKマイルC 令和初のGⅠ馬はアドマイヤマーズ!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

2歳王者の意地を見せ、桜女王を返り討ち!アドマイヤマーズ、NHKマイルC制覇!

新時代、令和初のGⅠレース、第24回NHKマイルCが5日、東京競馬場で行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気馬アドマイヤマーズが、ゴール前馬群の中から半馬身抜け出して後続を振り切り優勝。昨年の2歳王者としての意地を見せる結果となった。

平成が始まった1989年には、まだこのGⅠレースは存在せず、「NHK杯」というダービー最大のトライアルレースとして施行されていた。その後「マル外ダービー」として本レースが生まれたのがその7年後の1996年。そこから3歳マイル路線の最高峰レースとして確立し、今年時代をまたぐ事となった。そんな今年の本レースで、注目を集めたのが桜花賞馬VS2歳王者という構図。前走牝馬クラシック第1戦をレコードタイムで圧勝したグランアレグリアが、昨年末牡馬GⅠに挑戦しながら後塵を拝する形になってしまった2歳王者にリベンジ出来るか?あるいは今年に入ってなかなか結果を出せていない2歳王者アドマイヤマーズが、桜の女王を返り討ちに出来るか?令和最初の3歳マイルGⅠはその話題に集約していた。

ただレースはその2頭の明暗が大きく分かれるものとなった。

ゲートが開いて内からクリノガウディー、プールヴィル、イベリスが飛び出していく中、注目のグランアレグリアとアドマイヤマーズは共にややダッシュのつかないスタートを切りながらそこから無理に押していった事でもあって、やや掛かり気味に中団よりやや前目の位置へ。ただこれが後々乙女には影響してしまう形となった。ペースこそ前半半マイル45秒8と平均ペースで流れたものの、直線に入っても前が開かず、終始プレッシャーの掛かる状態に疲れが出てしまい、最後は伸びを欠いて4着。しかも最後の直線で外側に寄れてダノンチェイサーの進路を邪魔したとして5着に降着という最悪の形になってしまった。これにより鞍上のC.ルメール騎手はGⅠ連勝が3で止まっただけでなく、向こう3週続くヴィクトリアマイルからダービーまでのG1レースに騎乗できなくなってしまった。

一方、この流れを我慢して好結果に結びつけたのが、2歳王者のアドマイヤマーズだった。道中はやや力む姿も見られたが、鞍上が懸命に抑えて我慢させ脚を上手くため、直線に入るとその脚を爆発。馬群からいち早く力強く抜け出すと、外から追い詰めるケイデンスコール、内から伸びてくるカテドラル等の後続勢を上手く抑え込んで、最後は半馬身凌いでゴール板を通過していった。

勝ったアドマイヤマーズは父ダイワメジャー、母ヴィアメディッチという血統。何とこのレースにより本馬を生産したノーザンファームは3月末の大阪杯からGⅠ5連勝、重賞8週連続勝利。さらに今走に関しては1着から6着まで生産馬独占という快挙を成し遂げる結果となった。

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