【第14回】ヴィクトリアマイル ノームコア、レコードタイムで春の女王戴冠!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

D.レース騎手GⅠ騎乗2戦目での大仕事!ノームコア、Vマイル制覇!

春の女王決定戦、第14回ヴィクトリアマイルが12日、東京競馬場で行なわれ、D.レーン騎手騎乗の5番人気馬ノームコアが残り100mで馬群の中から力強く抜け出し、外から猛追するプリモシーンをクビ差振り切って優勝。1分30秒5というコースレコードのオマケもつけて、悲願のGⅠ初勝利を成し遂げた。

過去13回における3連単平均配当が190万円を超えている本レース。2015年には3連単2070万円という特大万馬券が飛び出した事もある。そんな波乱傾向のある事をレース前から各マスコミも煽っていた事もあり、今年の本レースも主役不在の混戦模様という様相を呈していた。何せ1番人気に推されたラッキーライラックの単勝配当が4.3倍。これは昨年のリスグラシューに並んでレース史上最も高い配当だった。一方出走馬18頭中3分の1にあたる6頭が単勝1ケタ台であり、これはレース史上初。まさに今回のレースはレース史上最大の混戦模様だったのである。

そしてレースがスタート。最内からアマルフィコーストが飛び出していくところを一気にまくってハナを獲ったのが、アメリカ帰りのアエロリット。あっという間に後続を突き放すと、前半半マイル44秒8という速いペースで軽快に隊列を引っ張っていく。本来なら後半あっさり止まる流れなのだが、さすがにこのコースでGⅠを勝っている実力馬。最後こそ足が止まってしまったが、最後の150mまでは先頭を譲らなかったのは能力が高い何よりの証拠だろう。まさに負けてない強しという内容だった。

一方、このアエロリットの流れの恩恵を存分に受けたのが、4歳馬ノームコア。左回りコースはここまで未勝利だったにも拘らず、道中中団で脚を溜めていた彼女は、直線に入っていち早くその末脚を爆発させ、残り100mで先頭に。そして内で粘るクロコスミアとラッキーライラック、そして外から飛んできたプリモシーンをキッチリ押さえ込んで、そのまま1分30秒5というレコードタイムを叩き出しながらゴール板に飛び込んだ。

勝ったノームコアは父ハービンジャー、母クロノロジストという血統。本馬の生産者はまたまたノーザンファーム。これで3月末の大阪杯からGⅠ6連勝、重賞9週連続勝利である。また今回手綱を握ったオーストラリアの若き天才ダミアン・レーン騎手は日本のGⅠレース2戦目にして初制覇。ここまで44戦して3着内率は5割4分5厘とC.ルメール騎手に匹敵するような成績を残しており、今後の日本での活躍にも繋がるような勝利となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました