【第24回】ユニコーンS ワイドファラオ、3歳で芝ダート両重賞制覇の快挙達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

アジアエクスプレス以来の芝ダート両重賞制覇!ワイドファラオ、ユニコーンSを制す!

3歳馬にとって初のJRAダート重賞、第24回ユニコーンSが16日東京競馬場で行われ、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワイドファラオが最後の直線、追い詰めるデュープロセスとの壮絶な叩き合いを制して優勝。1番人気に応えて見事なレコード勝ち。ダート初挑戦にしてダート重賞制覇という快挙を成し遂げた。

レース前日、禁止薬剤発覚問題により、今週出走予定の競走馬のうち153頭もの馬達が競走除外となった今週の競馬開催。本レースも2頭の馬が対象・競走除外となってしまい、15番枠まであるゲートから13頭の馬で行う形となった。それでも前評判の高かった前走青竜組の2頭、デュープロセスとデアフルーグは無事出走となり、この2頭を中心にレースが進むのだろうという構図は変わらなかった。

ところがその2強に待ったをかけたのが、ダート初挑戦の芝重賞馬だったのである。

ゲートが開いて最内から飛び出したワイドファラオ。前々走で芝重賞ニュージーランドTを勝利し、前走ではNHKマイルCにも出走した彼にとっては、芝スタートの利を存分に活かせる形となった。その後ヴァニラアイスとイメルが続いて先団が形成され、人気のデュープロセス、デアフルーグの2頭は中団よりやや後方で脚を溜める作戦。最初の半マイル45秒7と速いペースになった事で、後方待機の2頭にはお誂え向きの展開になるようにも見えた。ところがそこは流石GⅠ出走馬の「格」とでもいうべきところなのか、逃げるワイドファラオの脚は鈍る気配を見せない。直線に入って後ろからデュープロセスが素晴らしい追い上げを見せ、残り200mで並ばれた時はここまでかと思わせたが、そこから驚異の二枚腰。初ダート挑戦とは思えないような粘りを見せて、デュープロセスを前に行かせないまま、気づけばアタマ差抑えてゴール板を駆け抜けていた。

勝ったワイドファラオは父ヘニーヒューズ、母ワイドサファイアという血統。3歳までに芝とダート両方のJRA重賞を制したのは、2014年レパードSを制した前年の最優秀2歳牡馬、アジアエクスプレス以来5年振り。これにより実績的にはクロフネやアグネスデジタルと肩を並べる事となった。

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